静岡市内線の電車
静岡市内線で活躍した電車を年代ごとにイラストで紹介します。
■戦前に活躍した電車
		静岡市内線　２０型 　静岡市内線の前身 静岡駅前線開業当時に利用されていた電車です。 　この電車は静岡清水線でも共通して使用されていました。
		静岡市内線　１０型 　静岡市内線のもう一つの前身 安西線の安西-呉服町間開業を機に登場した電車です。 　この区間は営業距離が短いこともあり､2軸の小型の車輌が導入されました。
		静岡市内線　７０型 　昭和4年に登場した駅前線､安西線用の車輌です。 　2軸の小型車ですが､外板と骨組みが鋼鉄で組み立てられた｢半鋼製車｣でした。
■戦後に活躍した電車
静岡市内線　５０型 　大正15年に駅前線や安西線用に登場した電車です。 　70型に似ていますが､こちらは車体の外側も木で作られた「木造車」でした。 　静岡市内線廃止の昭和37年まで予備車として1台だけ残っていました。
静岡市内線　５５型 　前述の70型をベースに車体を延長し､ボギー車に改造して誕生した車輌です。 　静岡市内線廃止直前にはイラストのように､当時の静鉄バスと同じ塗装で活躍しました。

■清水市内線の電車データ

形式名	番号	最大寸法 （長×幅×高 単位mm）	自重(t)	定員(名)	製造
クモハ50型	52	8,763×2,286×3,499	7.14t	50人	大正15年 製造：日本車輌
クモハ55型	55	10,870×2,420×4,075	12.00t	75人	昭和4年2月 製造：日本車輌
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