ラジオ・シャック

トリオのIFT(T-6型)

下の写真はトリオ製IFT(T−6型)を分解した様子です。T−6型は高選択度の中間周波増幅1段用で2個1組です。T−6Aは入力型で第一検波(周波数変換)と中間周波増幅の間,T−6Bは出力型で中間周波増幅と第二検波の間に位置します。それぞれのインピーダンスは50kΩで等しくなっていますが,写真でご覧のようにAとBではコイルの形状が異なっています。また,Aでは同調コンデンサは一次側,二次側とも300pF±5%,Bでは150pF±5%となっています。その結果,BのほうがAに比べてコイルの巻数が多いようです。

TRIO IFT T-6A TRIO IFT T-6B
TRIO IFT T-6A TRIO IFT T-6B
 
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