双鏡_棚橋プロジェクト版 (製品版)


棚橋プロジェクトによるリメイク作品。
    原作・音楽 / 礼門Z (礼門屋)
    演出・追加シナリオ / Tea
    キャラ原画・CG / Re-sharp
イベント、通販、ベクター(DL)で入手可能。


原作者

礼門Z (礼門屋)

リメイク 棚橋プロジェクト
制作日 2004年07月25日
ジャンル ファンタジー
価 格 500円






あらすじ


デート中、横断歩道を渡る人波に一台の車が突っ込んできた。
広夢と翔子は凄いスピードで車に衝突され、数メートル放り上げられた後 全身を強く地面に打ち付けられた。
事故から3日後、広夢は病院のベッドで目を覚ます。
広夢は瀕死の重傷を負うが、奇跡的に生還した。
しかし、 恋人の翔子は助からなかったと聞かされる。
広夢は大きな違和感を感じながらも、2ヶ月程度で退院した。
そして事故当時の記憶も薄くなった頃から、翔子の幻影が広夢の前に現れるようになる。

「今、私の顔が見えますか?見えているのは翔子さんの顔ではないですよね?」
鈴鹿神社の巫女、鈴鹿要が言う。
自分が遭遇した事故は只の事故ではないという事に、広夢は気付きはじめる。
その矢先、コンビニで明らかに人間じゃない異形な連中に遭遇する。
一瞬触れられただけで、ナイフでえぐられたような凄まじい激痛が広夢を襲う。
意識が薄れていく中、突然広夢の視界が開けた。
肉体は沸騰しているように何かが湧き上がってくるような感覚・・・。
広夢は自分の身体に何が起こったのか分からず、得体の知れぬ恐怖を感じた。
甲伊との出会いにより『反魂』という存在を知り、広夢は『反魂の者』との戦いに巻き込まれていく――





礼門Z氏原作の伝奇ビジュアルノベル 『双鏡−フタツカガミ−』 。
原作はいろんなレビューページで紹介されているので、知っている人も多いのでは?
それをリメイクしたのが本作品です。
違いはというと・・・グラフィック、演出、追加シナリオ(反魂部隊編)だと思っていいのかな?
あ! コアキラのアフロが小さくなってるのも大きな違いだ!!(笑)
原作を知っている人も、そうでない人も、十分楽しめる内容だと俺は思います。
ストーリー重視の人も、キャラ重視の人も、ちゃんと楽しめる作品だと俺は思います。
棚橋プロジェクト初の製品版ですし、気合も入ってます!!
製品版には、Re-sharp氏が自ら二次創作(?)した 『双鏡学園』 がオマケでついています。
こちらは本編をクリアした後にお楽しみください♪
尚、オリジナル版の詳細は 礼門屋のレビューページ にありますので是非。



〜 イベント時に配布された 『作者自身による解説』 より抜粋 〜


この作品で目指したのは、
デビルマンと初代仮面ライダーをリミックスして、昇華するということであった。
もちろん礼門Z氏の原作にはそのような風合いは無い。
彼は自分が作りたい作品を自分のルールの中で作り上げた。
その「魂」を継承しつつ、リメイク版では更に「俺の魂」を伝えたかった。
Re-sharp氏の作画は万人受けすることは分かっていたが、
見た目だけのカッコ良さは結局意味が無い。
人間がそうであるように、最後はハートで勝負なのだ。
デビルマンのメッセージは「人間こそが悪魔」、
初代仮面ライダーのメッセージは「怪人となった男の葛藤」だと思う。
その部分を鮮明にする為、裏設定として「反魂部隊」を作った。
作品中には僅かしか紹介されていないが、設定をリアルで緻密なものにする為、
大東亜戦争の資料を図書館で借りまくり、古本屋をハシゴして買い集めた。
そのような下準備から滲む何かを、作品の中から感じとってもらえたら嬉しい。






イベント時のポスター

 
ポスター (1)   ポスター (2)



サンプル画像

     
タイトル   通常   選択肢   イベント絵



↑ 絵師入魂の戦闘シーン (迫力!!)



キャラ紹介

       
[ 菅原広夢 ]
主人公。交通事故で
恋人(翔子)を失う 。
  [ 大和翔子 ]
広夢の恋人。
合気道の達人。
  [ 鈴鹿 要 ]
鈴鹿神社の巫女。
一族屈指の法術使い。
  [ 逆巻奈美 ]
美術部の後輩。
外見が幼い。
  [ 甲 伊 ]
旧日本軍が作り出した
最強の反魂兵器。

   
[ 平野聡明 ]
広夢の幼馴染み。
サッカー部のエース。
  [ 小林 晃 ]
転校生。巨大なアフロ
がトレードマーク。
  [ 堀田針男 ]
オカルトマニア。ネット
ではカリスマ的存在。