中学3年生が数学において夏休みにすべきこと。
中学3年生の夏休みにすべきことは学調テスト対策です。
学調テストは静岡県共通の実力テストです。
このテストが夏休み明けの9月初めにあります。
学調テスト結果は高校入試の志望高校決定の参考にされます。
学調テスト対策は数学においてどのようにすればよいのか。
5科目の中で数学はいちばん出題傾向が決まっています。
学調テストの数学はどのような傾向の問題が出題されるのかが分かりやすい。
というわけです。
ただ、どのような傾向の問題が出題されると分かっていても解けないのが数学です。
基本の問題は出題傾向に合わせて対策をすればできます。
しかし、応用問題については出題傾向が分かっているだけでは解くことができません。
学調テストにおいてこのことは言えます。
昔は応用問題も過去問題とほとんど同様の問題が出題されることがありました。
過去問題の出題傾向に合わせて対策をすれば満点が取りやすい時期もありました。
しかし、近年は出題傾向が分かっていても、ちょっと対策をしただけでは応用問題は解けません。
そこで、夏休みにすべき学調テスト対策は自分の数学の学力を自己分析し、50点満点中何点を 取ることを目標とすべきかを考えます。
数学が苦手、普通、得意。
この3つのうちのどこに入るのか。
それに合わせて対策をするようにします。
苦手な場合は
出題傾向に合わせた計算問題を確実にできるようにします。
計算問題は基本の計算が出題されます。
対策により得点できます。
これにより、50点満点中14点が取れます。
その後、基本問題の資料、展開図、確率、関数(合計14点)の対策を行います。
普通の場合は
合同の証明と1次関数の応用問題を除いた残りの問題の対策を行います。
その中でも、連立方程式の利用の対策を行いできるようにすることが重要になります。
この連立方程式の利用をできるようにしておかなければなりません。
得意の場合は
連立方程式の利用、1次関数の応用、合同の証明について対策を行います。
これらの応用問題ができるようにすることが高得点につながります。
これらの目標に合わせて学調テスト対策をすること。
これが中学3年生の夏休みにすべきこととなります。