夏休みにすべきこと

中学2年生

中学2年生が数学において夏休みにすべきこと。

中学2年生になって夏休みにすべきことは
夏休み前に学習した「連立方程式」をできるようにしておくことです。

まずは計算ができること。
連立方程式が解けることです。

これは中学1年生で学習した1次方程式ができているかが関係してきます。
1次方程式が解けていなければ連立方程式は解くことができません。

けれども1次方程式の学習をし直す必要はありません。
連立方程式の計算ができるようにすることによって1次方程式もできるようになります。

夏休みにすべきこと。
まずは連立方程式が確実に解けるようにする。

基本の連立方程式が解けるようになった後に
「連立方程式の利用(文章問題)」をできるようにします。

中学1年生の時に学習した「1次方程式の利用」がむずかしかった場合も
計算の時と同様で「1次方程式の利用」の復習をする必要はありません。

まず「連立方程式の利用」の3つの基本問題の式のパターンを覚えてできるようにします。
これができるようになれば応用もできるようになります。

3つの基本問題とは過不足、道のり、割合問題です。
過不足問題では「〜は…である。」
これを「〜=…」という等式にします。
道のり問題では線分図をかいて考えます。
割合問題では割合を分数で表します。

これらのことを意識してそれぞれの問題の式を作るようにします。
パターンを覚えるようにします。

そのために
文章を読んで等式を作ることができるようにする。
「〜は…である。」 → 「〜=…」
「〜の5倍は…である。」 → 「〜×5=…」 など。
文章から読み取って式を作ります。
文章のキーになる言葉を意識して等式を作るようにします。

すると等式のパターンが分かり式を作るのに慣れてきます。
夏休みはこれらのための学習時間を作ることができます。

「連立方程式の利用」、「1次関数」、「合同の証明」が中学で重要な3つの単元となります。
この3つの単元を中学2年生で全て学習します。
ですから、中学2年生が中学で一番重要な学年と言われます。

夏休みにすべきこと。
中学2年生は「連立方程式の利用」をできるようにしておくことです。



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