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ＫＤＥ標準のメーラー「Ｋｍａｉｌ」ではメール受信の際に、（１）ＩＳＰのメールサーバにメールを残してコピーを受信する設定と、 （２）受信したメールはサーバに残さない設定の、大きく分けて２種類のメールの受け取り方があります。 この内コピーを受け取る設定にしている場合、例えば複数のＰＣを持っているとか出先でメールを受信する場合がある という方は大抵そちらの設定にしていると思われますが、コピーを削除しても（または削除してかつＫｍａｉｌのゴミ箱をからにしても） メールサーバにあるメールは消えません。サーバ上には延々とメールが溜まっていきます。
Ｋｍａｉｌ上で消したつもりになって安心していました。どうも初期設定のままだと、 一旦Ｋｍａｉｌ上で削除作業したメールは「例えメールサーバ上に 残っていても受信されない」という罠があるようなのです。
友人のメールを謝って削除してしまい、しばらくしてから連絡を取ろうと思いましたが後の祭りでした。 アドレスを調べられなくなって仕方なく（別の）メーラー を起動してみたところ、サーバ上にはしっかりとそのメールが残っていました。 他の有象無象のスパム達の間に埋もれて。
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