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無線LAN関係のトラブルでインターネット接続ができない場合、原因は様々です。しかしAPがBUFFALO社の製品でかつネットワーク管理者以外の職員が接続設定した場合は、AOSSが原因である場合があります。
AOSSは、BUFFALO社製無線LAN機器の設定を自動化する機能です。AOSS設定は全てについてそれが優先され、設定が上書きされます。
”AOSSで設定していなかった”無線LANで構成されたネットワークに、1台クライアントPCを追加した場合、もしAOSSにより自動設定ボタンを押したらその瞬間にいままでの接続設定は消えて無くなります!AOSSデフォルトのネットワーク設定になります。そしてAOSSによる値とは、デフォルトゲートウェイやDNSサーバを自動的に検出し設定するものではありません。家庭用ADSL程度なら良いのですが、県の仕様とは矛盾します。もちろん家庭用でも固定IPを振ってネットワークを組んでいる場合は、インターネット接続ができなくなる場合があります。
さらにそのデフォルト設定が他の今まで使用していたLANカードの設定とは相容れない値であった場合、部屋中の無線LANカードが使用できなくなる可能性があります。(AOSSによりAP設定が書き換えられるため。)
上記のような場合、単純な共有(ワークグループで共有フォルダを表示させるなど)は自動設定でも使用できる可能性がありますが、インターネット接続は不可能です。(デフォルトゲートウェイ・DNSサーバ値などに固定値が必要なため)
インターネットに接続するためには、AOSSをいったん解除する必要があります。AOSSを解除するとAP設定値が初期値に戻ります。
AOSSを無効にしたいBUFFALOのページで目的のファイルを見つけられなかった場合は、下記ページを参照してください。
実証済ですが、メーカーページとは違い無保証です。
AOSSを無効にする手順