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UPSがバッテリー不調等で故障したときには、停止させなくてはいけない機器としなくても良い機器があります。
UPSはサーバラックの一番下に設置されている無停電装置です。施設の電気系統のトラブルがあって不意の停電があっても、安全にサーバの電源を切るバッテリーが付いています。ラック型と小型ボックス型があり、メインサーバにはラック型が使われています。
UPSの正面パネルには、ON/OFFスイッチのほかにUPSの状態を表示するランプがついています。シーソーのようなマークは過負荷、〜マークは通常稼働、×マークはバッテリー交換が必要、であることを示しています。過負荷やバッテリー交換の表示時にはビープ音が鳴って異常を知らせます。
UPSは故障時でも電流を通し続けるために2重回路になっています。サブ回路でバッテリーを充電しているので、故障してもいきなり停電することはありません。ただしUPS故障時に運悪く停電するとサーバがいきなり落ちるため危険です。
UPSはハード機器なので通常故障しません。ただしバッテリーは消耗品なので、3年から4年が寿命です。(冷却器のない私達のサーバ室環境における目安)
バッテリー交換が必要な場合はヘルプデスク経由で保守委託業者と連絡を取るかまたはその他の業者に連絡をし、交換を依頼します。修理している間代替品があればサーバを停止させなくて済みます。
NECサイトのサポートページへのリンク事情があってUPSを修理できないけれど校内LANを停止できない場合は、サーバラック内の一部機器を停止させなくてはいけません。
停止させる基準は、HDDを使用している機器かどうかになります。よってサーバ類は停止させなくてはなりません。(管理用サーバ、ファイルサーバ、キャッシュサーバ)
停止させなくてもよい機器は、センターHUB01とFW(ファイアウォール)です。ともにHDDを使用しないハード機器なので使用可能です。(ドメインHUBも不要と思われますが未テスト)
センターHUB01とFWが起動していれば、インターネット接続が可能です。NTドメインにログオンせずに「ローカルコンピュータ」にログオンすれば、ネットワーク設定はほとんど変更不要です。「キャッシュを見る」設置になっている場合はチェックボックスを外します。あすなろのキャッシュサーバに変更することも可能です。IPアドレスはヘルプデスクに聞いてください。
サーバが停止していれば、ファイルサーバの共有ファイルは利用できません。