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スイムマネージャーでネットワーク全体が不調だと表示された

管理用サーバにあるスイムマネージャを使うとNTドメイン管理下にある全てのHUBの状態を確認できます。 ネットワーク自体が×マークならドメインHUBの不調の可能性があります。

ネットワーク全体が応答なしならドメインHUBが怪しい

スイムマネージャーの詳細については、「ネットワーク関係の障害について」の項を参照してください。 ここではサーバラック内にあるドメインHUBに特記した不具合に関して述べます。

通常スイムマネージャーを使用すると、校内LANの各HUBの接続状況がノードツリーによって確認できます。 しかし極まれにツリーのルート(表示名:ネットワーク)自体に応答なしとなる場合があります。 これはおおもとの部分で不具合がでていることを意味します。スイムマネージャーは管理用サーバで表示しているのですから 管理用サーバ自体がNTドメインを管理できていない可能性というのは低いと考えられます。そこでドメインHUBを疑うべきです。

とりあえずPingをドメインHUBに向けて打ちます。(値は設定書を参照してください。) 返答がTimeOutの場合は、ハングアップしている可能性があります。その場合は機器を再起動します。

ドメインHUBは全てのHUBが接続されているHUBでサーバラック内に設置されています。 ResetスイッチでドメインHUBだけ再起動がかけられます。再起動をかけたらスイムマネージャーで「全てのノードにPing」を 実行しネットワーク状況を再確認します。

ツリーのルート「ネットワーク」が応答なしという表示のままである場合、ドメインHUBのハード的な故障の可能性が高くなります。 この場合は修理が必要になります。しかし依頼する前に一応再起動をかけてみてください。

サーバ以外全てが落ちているならセンターHUBが怪しい

サーバラックにはセンターハブ01も同居しています。 他のHUBと違いセンターHUBには光通信変換機器が設置されている場合があり、 簡易HUBで代替が効かないのでその点を業者に前もって知らせておく必要があります。

センターHUBは交換しても修理しても高価です。修理に出す前に一応サーバラック全体の再起動をしてみてください。 Resetスイッチで回復しなかったならおそらくそれでも回復は難しいでしょうが駄目元でもやってみる価値はあります。 センターHUBは新品に交換すると2005年現在10万円以上します。

サーバラック全体の再起動の手順まで行ってネットワークが回復しない場合は、経過をヘルプデスクに報告します。 ヘルプデスクから保守委託業者を派遣してもらいます。点検は学校に費用負担がかかりません。

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