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Intel HM55 チップセット用AHCIドライバー(F6インストール)でSATA接続HDDにXPインストール

以下の記事はあくまでも自己責任で。

また、似たようなページはたくさんあるので、インストール作業の流れなどといった前置き部分は大幅に省略します。このページをググって見つけた方は、きっと表題の件でお困りに決まっていますから、その点だけに特化しています。

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indows XPとSATA2接続HDD

Windows XP professionalのパッケージ(箱)には、最近のパソコンで主流のSATA接続HDD用のドライバが含まれていません。 このため、インストール作業前にSATA接続用のドライバ(AHCIドライバ)を読み込ませておく必要があります。

要は、AHCIドライバがインストールCDに含まれていないXPを、いかにしてSATA2接続のHDDにインストールするか。 そしてこの作業にチャレンジしている方は、おそらく次の2点が懸案ですよね。 マザボのチップセット専用のドライバパッケージを見つけること、そしてF6画面で正解のAHCIドライバを選択すること。

HM55チップセットの場合

このページでは、私が買ったノートパソコンに使われているIntel HM55チップセットとSATA接続HDDの組み合わせの場合、Windows XPが入れられるかどうかについてのみ、検証しています。他のチップセットの場合は参考になりません。

結論1:HM55用AHCIドライバはある。XPもインストール可能。

問題は、… ドライバーがどこにあり、かつF6画面でどれを選べばいいか?ということです。

結論2:対応ドライバはネット上にある。

(正確には、下記製品の場合はあった、ですが。)

競馬でちょっと勝ったので「パソコン工房」の「CLG736」(BTO:OSなし、HM55チップセット、i3 370)を購入しました。 XPインストールサポート対象外と明記されていましたが、うちに転がっているXPを入れるべく、忠告を無視して購入を決行しました。 ダメだったら7のパッケージを買えばいいだけです。

インストール成功までの失敗の道のり。

ネット上のインストールに関する情報を元に、チャレンジするも、玉砕。 先人たちのレポートを元に手順を把握し、インテルのページでAHCIドライバを入手、F6画面までは辿り着くも失敗です。 どうやらドライバが間違っているらしいのです。AHCIドライバは数多くあり、どれが当たりかしらみつぶしに。 でも結局当たりを引けませんでした。特にインテルのドライバー検索のページで大量にヒットするものはどれが当たりか見当も付きません。 もちろん先人たちの苦労の結晶「AHCIドライバの選択肢はスクロールする」のヒントも見逃してはいません。 HM55ってICHの何番だろう?と、もしかしたらとんでもなく見当外れかもしれない悩みを抱えつつ、一休みして方向性を変えることにしました。

結論3:[hm55 チップセット ahci]でググるべし

HM55チップセットは比較的新しいため、過去の履歴にある型番ではムリっぽいと判断。 アプローチ方法を変えてみることに。そこで、HM55チップセットとAHCIを検索キーワードに探し始めると、意外と簡単に当たりを見つけました。 見つけたドライバパッケージは、さらに幸運なことにF6の選択画面で選択肢無しでした。1種類、専用に用意されていたのです! 迷いようがありません。

ちなみに私が見つけたファイル(exe形式)の場合、実行すると展開されます。さらにフォルダ内にzipファイルがあります。 このzipファイルも展開したら、その中身のファイルを全てフロッピーディスクに貼り付けます。これをF6で読み込ませれば大丈夫です。

書けない秘密

なぜここまで話を引っ張っておいて、いつまでもドライバのあるページのリンク先を掲載していないか?といえば、つまりリンクさせられない理由があるのです。 その理由について書いたら、言えない理由を明らかにするのと同じことなので、やはり書けません。 スミマセン。とにかく上の検索キーワードでググってみてください。上位にリンクされているページのいずれかに、わかりやすくドライバが準備されています。

言えないページ様ありがとう。 インテルのドライバ検索ページからDLしたわけではありません。念のため。 もちろんサポート対象外と明記している「パソコン工房」のサイトでもありません。 シロート同然の私でもドライバーを当てることに成功したので、誰でもチャレンジする価値はあるかと。

同じことにチャレンジしているXP派(というかもうXPで十分なんですけど派、もしくはエクスプローラが使いにくいWindowsはWindowsではない派か?)の方々の一助になれば・・・。

余談

今回の作業でもドライバを読み込ませるのに使ったのは、FDDでした。ここに矛盾があると思います。 FDから各メーカーが撤退し、企業向けのごく一部の機種を除きFDD内蔵ノートPCは絶滅しています。それなのに、最新のマザボでも追加のドライバをOSインストール前に読み込ませるためには、今でもFDDが必要なのです。 レガシーなデバイスではありますが、今でも緊急時にWin98起動ディスク+DOSでデータレスキューをしている身としては、「代わりになるもの」がまだ準備されていないのに、前のものを無くすって、どういうこと?と考えてしまいます。

次の作業(ドライバ探し)

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