/another/another0003.xml back up
覚え書き程度のXMLの基本について書き留めておきます。XMLソースを一度は書いたことがある方を対象として次ページからは解説しています。そうしないとWEBサイトの情報としては冗長で逆に読みにくくなるためです。XMLはHTMLと違いエラーを無視してくれないためちょっとした間違いでページ全体が表示されない事になります。情報量を絞った方が間違いにくいと考えたための構成になっています。XMLについて詳細を知りたい場合は、「正しい」そして「なるべく新しい」書籍を購入いただきたいと思います。またXSLT計算式については他に上級なXSLTを使用しているサイトからパクる手もあります。
要素は完全に対に組みます。要素同士の親子関係も対に組みます(つまり<A><B></B></A>)。
空要素はスラッシュで閉じる(つまり<A/>)。なおXHTMLの空要素はスラッシュの前にエラー避けのスペース(<A />)が必要でしたが正式には必要ありません。このサイトでは経過措置としてスペースを挿入しています。
要素名は任意に名付けることが可能です。他のフォーマットに転用しない場合または変換先のフォーマットの仕様が日本語に対応可能な場合は、要素名に2バイト文字を付けることができます。要素名に「xml」の文字列を含む名前を付けることはできません。名前空間を指定した場合は、約束済みの要素名以外は解釈されません。
(XML文書として解釈させるためには)ソースの1番初めにXML宣言文が必要。コメント行も禁止。
スタイルシート(XSL)を参照しないプレーンなXMLではツリー構造を持った表示になります。
プレーンなXMLファイル(リンク先はブラウザの「戻る」ボタンが必要です。)ソースにエラーがあるとページ全体が表示されません。かわりにエラーメッセージが表示されます。間違えている行が分かります。HTMLではエラーを無視してとりあえず実行してくれますがXMLは厳密です。
拡張子XML+XSLTファイルのハイパーリンクは検索エンジンで拾われません。XMLファイルは検索エンジンのロボットが解釈できる構造を持っていません。
ASPファイルはXMLファイルですが検索エンジンに拾われます。ASPファイルとはサーバに保管されたXMLファイルをクライアントのリクエストに応じて(例えば)HTMLに変換してアウトプットされたものです。XML+XSLT(:HTML)がXML自体をHTMLのように見せかけているのに対して、サーバーサイドなASPは、サーバ内でXMLファイルからHTML形式ファイルを生成した後ブラウザに届けます。