大阪城 H23.8.15
  大阪城に行ってきました。「プリンセス トヨトミ」を読んで、俄然、行きたくなったのです。大河ドラマ「江」もやっていますしね。
  ねこちゃんがこのたび留学することになり、大阪のアパートを一時引き払うために父、母とうさ君がやってきました。(ひめちゃんは受験勉強です。)
それで、この機会にこれまで素通りしていた大阪城に立ち寄ることにしました。(後になって、それどころじゃなかったことに気づきはしましたが・・・。)
 さて、初めて見た大阪城の感想は、「大きい。」の一言です。車を降りてまず見た外堀の石垣が、とにかく大きい。浜松城や駿府城を見慣れた我々に
とっては、驚愕です。そして、その広さも、天守閣の大きさも・・・。たぶん、ちらっと見たことがある皇居のお堀、つまり江戸城よりもかなり大きいのではないでしょうか。
   
 外堀の石垣、大きいですね。豊臣時代も、このくらい大きかったのでしょうか。豊臣時代の遺構を覆い隠すように、2代将軍秀忠によって築城されたのが、現在の大阪城だとか。石垣の位置まで豊臣時代とは変わっているとか。 
   
 大阪城案内図です。大手門近くにありました。  大手門です。これまた大きいです。遠くに天守閣が見えることに、その場では気づきませんでした。残念。
   
 多聞櫓(たもんやぐら)   こんなに大きな1枚岩をどうやって運んできたのか、謎です。大きな石にはたいてい、寄進した大名の名前が付いています。
   
天守閣、やはり大きいです。近くで見ると、すごい迫力です。 昭和6年に再建されたそうです。うさ君は、中が博物館になっているのが気に入らないようです。でも、母は展示物がおもしろくて、気に入りましたけど?
   
   天守閣の入り口近くにあるのが、金明水井戸屋形です。1626年の創建です。
   
   
 なかなか混んでいるエレベータの列から分かれて、階段で天守閣8階の展望台へ。疲れましたが、エレベーターよりは速いです。
 展望台からは、大阪の街が見渡せます。さすが、天下の台所、大阪。都会ですね。左下は本丸跡を見下ろしています。ここにいっぱいの建物があったら、道に迷いそうです。 「江」の中でも、輿に乗ってやってきたので抜け出そうとしても出ることができないという場面がありましたね。左上の写真方向に秀頼と淀殿の終焉の地というのがありましたが、二人が抜け出したトンネルのようなものも各地に存在するとか。この広さを見ると、分からないでもない気がします。
   
 桜門。  豊国神社。出世の神様でしょうね。
   
 天守閣の姿に名残を惜しみながら、玉造口へ向かいます。 玉造口を出ると見える、1番櫓です。 
  初めて見た大阪城、大きかったです。豊臣秀吉にしろ、徳川秀忠にしろ、こんな大きなものを作り上げるなんて、どんな大きな権力を持っていたのかと思い知らされる感じでした。こんなに大きいと、お城の地下に秘密の建物があるとか、秘密の抜け穴があって秀頼や淀君が実は逃げたとか、想像が広がるのもありですね。ちょっとしたトリップですが、楽しかったです。他のお城も見たくなりました。