万座温泉&スキー
H21.12.27〜29 うさくん中学3年
 今年の年末スキーは、「万座温泉に行ってのんびりしたい。」といううさ父の強い希望で決めました。古くからある湯治場の面影を残す温泉場です。そして映画「私をスキーに連れてって」(古いですね)の万座温泉スキー場です。
 ただ、万座温泉スキー場は、2泊して滑るにはちょっと規模的に物足りないので、周辺のスキー場をはしごすることにしました。1日目はパルコール嬬恋、2日目はホテルから歩いていける万座温泉スキー場、3日目は万座から山を下りていく途中にある表万座スノーパークです。どこも、そんなに規模は大きくありませんが、私たちのように気持ちよく滑りましょうというタイプのスキー・ボーダーにはとてもいいところです。そして、それぞれ小さい子ども連れに対するケアが充実していて、たくさんのちびっ子スキーヤーや雪遊びキッズが楽しんでいました。 2泊した万座温泉ホテル日進館さんもすてきなホテルで、大満足の旅でした。 
 部活があっていけなかったひめちゃん、帰省が間に合わなかったねこちゃん(スキーは好まないせいもあって)は残念ながら留守番です。
1日目 パルコール嬬恋スキー場
 センターハウスに隣接したゴンドラステーションです。これ1本でほとんどのコースをカバーしているので便利です。上部は中級コースになっていて少々きついのですが、この日は雪がよかったせいもあって、あまりストレスなく滑ることができました。  ここがゴンドラの頂上です。
 ゴンドラ横の4人乗りリフトを降りた所です。正面に表万座スノーパーク、左手奥に万座温泉スキー場が見えています。快晴で暖かい、気持ちのいいスキー日和でした。  浅間山もこの通り。
 パルコール嬬恋スキーリゾートは、日帰りスキーを想定したかなという規模ですが、最長4.5Kmのロングクルージング、とうたっているだけあって、そこそこの腕でも長い距離を気持ちよく滑れことができるスキー場でした。中盤での連絡がちょっと分かりにくく、方向音痴の母にとっては「ここはどこ?」状態になってしまうのが玉に瑕です。方向音痴でない方にとってはどうって事はないのでしょうが。
 センターハウスに必要な機能がそろっていて、レストランも2種類付いています。そこにホテルも直結しているしゴンドラステーションも隣接、目の前にキッズゲレンデ、と子ども連れには至れり尽くせりの感があり、子どもたちが小さかったときに来たかったものだと思いました。小さい子ども連れなら2日くらい十分に楽しめそうです。
2日目  万座温泉スキー場
 プリンスゲレンデです。上部と下部に気持ちのいい初級のワイドバーンがあり、中間部に上級と中級のコースと林間の迂回路があります。中級はそこそこ降りられるくらい、林間はうさくんやうさ父が気に入ったダラダラコースです。でも、全体的には3つに分断された感があります。  ホテルから見えるのが万座山ゲレンデです。ホテルに帰るにはここを降りてこなくてはいけないのですが、アイスバーンになっていたせいもあって、これがなかなかの難関です。それでもここをほぼ直滑降で滑り降りていく怖いもの知らずのちびっ子スキーヤーもいてビックリ。
 この日は雪が舞う1日だったので写真が少なくてすみません。本当は、この写真の源泉のような所(写真は次の日、近くまで行って撮りました。)やホテルの全景、遠く浅間山なども見える景色のいい所なんです。そして、売り物のさらさらパウダースノー。楽しい1日を過ごしました。
 ちなみに、この日のチケットは、インターネット割引で、1日券の値段で1000円の昼食券とコーヒーか紅茶付きでした。
3日目 表万座スノーパーク
 ベースです。ここも、駐車場の近くにリフト券売り場、センターハウス、リフト乗り場がコンパクトにまとまっていて、便利です。ホテルはありませんでしたが。  この日はぴかぴかの晴天。トップからは360度の眺めです。浅間山もこの通り。
 写真だとはっきりしませんが、遠くに富士山まで見えました。
 
 このスキー場の売りは、なんと言っても3Kmのロングコースです。トップが2つあって、高い方は中級コースです。今回は、半日と言うこともあって、行きませんでした。上の写真は低い方のトップから初級コースを下りてきた途中です。このくらいの比較的広くてなだらかなコースが続いているので、本当に気持ちよく滑れます。少し滑れれば、子どもたちでも充分楽しめます。ちょっと手応えのある中級コースも楽しめます。ちなみに、うさくんは、わざと周りのブッシュやアウトコースに入り込んで楽しんでいました。母は、気持ちよく滑っていましたが、さすがに3Kmのロングランには耐えられず、休み休み下りてきました。
温泉 万座温泉ホテル日進館
  玄関前です。建物も趣があります。この脇に日帰り入浴もできる大浴場がありました。  部屋はうなぎの寝床のように横へ横へと広がっています。私たちが泊まったのは湯房という、一番奥まった建物です。部屋に行き着くまでに、エレベーターを何回も乗り換えなくてはいけないのが難点ですが、宿泊者専用の浴場には近くて便利でした。
 館内に飾ってあったポスターです。これが今の全景なのか古い時代の絵なのか、よく分かりませんでした。  私たちが泊まったお部屋です。広々としていました。畳のコーナーもあるのでくつろげます。このほかにウォーキングクローゼットと洗面所もありました。
 感激したのは、食事です。今のご時世にのってか、朝夕ともバイキングです。この写真は朝食バイキングですが、野菜たっぷりなのが分かりますか?夕食の時はカメラを忘れていって写真が撮れませんでしたが、やはり野菜たっぷりです。肉じゃがとか大根と豚肉の煮込みとか、とにかく野菜料理が多くて、しかもおいしいのです。「まごはやさしい」という健康料理のコーナーもあるし。あと、エビチリとか麻婆豆腐とかの中華も充実していました。洋風ホテルのようなローストビーフなんかはないけれど、子どもからお年寄りまで満足できるのではないかと思いました。
 
 部屋からプリンスゲレンデの方を望みました。万座山ゲレンデの景色は、上にあるとおりです。  チェックアウトして荷物を積んでいたら、この子が顔を出しました。うさ父が話すには、前の日からちょろちょろしてるとか。雪の中なのに黒いんだ・・・。うさくんが触ろうとしたら、さすがに逃げていったけど、見ている分には、ちっとも動じませんでした。
  このホテルの売りはなんといっても温泉です。写真を撮るわけに行かないので、最後になってしまいましたが。入り口近くの大風呂には、5種類くらいの内湯と2種類の露天風呂、奥の客室近くには、宿泊者専用の展望風呂、そして少し離れたところに展望露天風呂があります。展望露天風呂は、外をまわって歩いていくか、館内を長く歩いて行かなくてはいけないとのこと。地吹雪がひどかったので、諦めてしまいました。でも、他はたっぷり楽しみました。あれこれ温泉に入りまくり、露天風呂でゆ〜っくり。極楽ですね。お肌もつやつやになったような。日本人でよかった・・・。
  お値段も、これだけの宿にしてはそこそこリーズナブルで、満足でした。たくさんのちびっ子たちも楽しそうでした。3世代できている方たちがとても多くて、それもすてきですね。