2005年8月16日〜18日
ねこ 中学3年  ひめ 小学6年  うさ 小学5年
広島・しまなみ海道
 歴史探検旅行第2弾は、広島です。広島は、実際にその目で見て欲しい、と思いました。それから、男どものおめあては、大和ミュージアムです。そんな歴史の旅に、人気のしまなみ海道を組み合わせてみました。
 深夜に家を出て東名と山陽自動車道を通って西条まで。そこで女組は電車に乗り換えて広島市街へ、男組は呉の大和ミュージアムへと別行動をし、それぞれ高速船とフェリーを使ってその日の宿、生口島の瀬戸田に集合、というプランでした。
 世界遺産原爆ドームです。こんなにじっくりと見たのは初めてです。写真などではおなじみですが、実際に自分の目で見ると、迫ってくるものが違います。  原爆の子の像です。
 平和記念公園。こんな広大な土地が一瞬のうちに廃墟となったんだと実感させられます。
 広島平和記念資料館。たくさんの展示品が、原爆の悲惨さを訴えています。このジオラマは、原爆投下前と投下後の町の様子を示しています。この町並み、家々の一つ一つにかけがえのない「生」があったのだと実感し、廃墟になった町に心が痛みます。
  大和ミュージアムです。
  巨大な大和の模型が展示されていて、なかなかの迫力です。その他、動力の実物大の模型や、関連写真等、興味深いものがたくさんありました。
 また、零戦や人間魚雷「回天」などの実物も展示してあります。
 うさくんは、船の操縦をシミュレーションできたのが一番楽しかったとか。建物の外は、大和の船首に見立てた公園になっていて、本当に大和に乗って海に浮かんでいるような気分になります。、 
 うさくんとうさ父は、西条で別れてから、呉のミュージアムに直行し、女組が広島を見て、お好み焼きも食べて、呉まで電車で行って着く直前までねばっていたそうです。女組は、ちょうど男組と入れ替わりくらいにミュージアムに着きました。三原から高速船に乗る計画だったので、かなり駆け足で見て回った次第です。
 それにしても、男性の皆様の大和にかける思いというのは、(我が家の男どもを見ても分かりますが)すごいですね。一つひとつの展示を食い入るように見ていらっしゃる方の何と多いことか。男のロマンというのか。でも、私たちも興味深く見ましたし、もっとゆっくり見たかったと思いました。
 男組は、ミュージアムを出てからお昼を食べて、フェリーで生口島へ。女組は三原まで電車で行って、少し歩いた桟橋から高速船でやはり生口島瀬戸田まで。瀬戸田港からすぐの旅館で落ち合いました。
  
  2日目は、しまなみ海道。生口島から多々羅大橋を通って大三島へ。  大山祗神社に参拝しました。古くからある神社で、荘厳な雰囲気です。社の他に、宝物館と海事博物館があります。ここでは、歴女であり、ことに武具が好きなねこちゃんが大喜びです。宝物館では、「つまんな〜い。」というひめうさを尻目に、源義経の鎧などを熱心に見ていました。
 大三島を後にして、次は塩で有名な伯方島。ここは、船折瀬戸です。海の中で潮が流れている様子がよく分かります。瀬戸内海というのは、本当にいろいろな表情を見せてくれます。
 伯方島では、名物の塩ラーメンを食べました。さんわというお店で、しまなみ海道からは離れていて、島の反対側にありました。道も奥まっていて、思ったより小さなお店なので、探すのに苦労しました。でも、探したかいがありました。シンプルな塩味なのに、とてもおいしかったです。
 この後は、大島に渡って、村上水軍博物館へ。これも、ねこちゃんの趣味です。
 それから、よしうみレンタサイクルセンターで自転車を借りて、来島海峡大橋をサイクリング。まず、センターから橋に到達するまでが大変なのです。何せ、橋は高い!!自転車を借りてさあ、と上を見上げるという感じなのです。えっちらおっちら急な坂道を登って橋に到達すると、もう後は快適なサイクリングです。高い橋の上で来島海峡の美しい景色を眺めながら、のんびりと走っていきます。自転車道が整備されているので、子ども連れでも安心です。もっとも、ねこちゃんは景色に見とれて橋の欄干にぶつかりそうになりましたが。馬島のあたりまで行って引き返し、帰りは坂道も気持ちよく下ってセンターまで戻って、小1時間というところでした。体も心ものびのびしました。
 その後、今度は自動車で来島海峡大橋をもう1度通って、今治に渡って宿泊でした。
 次の日は、松山自動車道から徳島自動車道と通って淡路島に渡り、明石海峡大橋を通って帰路につきました。
 2日目の途中でデジカメの電池が切れてしまって、せっかくのサイクリングの写真がお見せできなくて残念です。