関の山車


関の山車 @
関の山車 A
関の町並


 
昨日、三重県の関町へ行ってきました。
東海道の宿場町として発展した所です。
国道1号線四日市〜亀山〜関町となります。

毎年7月の20日過ぎの土日開催です。
山車は現在4台有ります。全盛のときには16台ありました。
火災で焼失2台維持運営不能で売却されたり廃止されてしまいました。
山車の形式は日野型になります。売却先も日野や水口です。

「関の山」って言葉知ってますよね。
この関はこの三重県関町をさしています。そして山は山車の事をさしています。

「関の山」 = 「もうこれ以上はやっても無理」 って言う意味ですよね。

「山車建造全盛の頃豪華さを競ってもうこれ以上は作れない。」というところからきていると、一般には言われています。

知ってましたか?
自分は何かの拍子に去年知りました。しかし、昨日地元の方と話をしたところもう1説ありました。

「山車の大きさが道幅を考えた時これ以上大きくすると曳行出来ない。」という説です。

豪華さ説と大きさ説の2つありました。

見た目だけのぱっと見て自分の見た感じでは後の大きさ説かなと感じましたけど、でも現存して残っている山車の水引幕や見送り幕を見て全部がしっかり維持保管が出来ていたならば前節もありえると感じました。だいぶ廃れてしまった方が多いと感じました。

祭り自体はすごく質素な物で昨日朝8時半に家を出発して11時半についたんですが交通規制の看板が出ていましたが街中へ入っても祭りをしている雰囲気は全然有りません。

宿場町ということで昔の格子戸の着いた町並みです。
祭りのために見に来ている人は感じられませんでした。
宿場町の雰囲気を写真に収めている人がちらほらいました。
良くこんなとこのお祭りを探して来たねー−、と言う感じのお祭りです。

地元の人に聞いた所、土日ともに昼間はお神輿渡御をしてお神輿が東の社から西の社に移った頃、夕方の6時ごろから山車の引き廻しになるそうです。昼間は何も有りません。

山車も山車蔵に納まったままで出ていませんでした。
時間をつぶしに行って4時半頃に再び訪問山車蔵も開き幕も飾られちょうちんも付けられていました。
ちょうちんはロウソクです。
山車の引き回しまで見ている時間がなかったので1時間程居て写真を撮って帰ってきました。
                                   
斉藤




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