諌鼓鳥の山車/静御前の山車/桃太郎の山車



@諌鼓鳥・静御前・桃太郎
A仁徳天王山車
B三国志の三体



こんにちは
栃木秋まつりに行って来ました。
栃木県栃木市 蔵の街小江戸栃木、5年ごとの11月第3週の金土日で、今回は11月16日〜18日です。

ここは見所沢山な所です。
まずはここのお祭りは5年毎にしか山車が出ません。
山車の形式は江戸型山車の後期型になります。
使われている山車が栃木県または栃木市の有形文化財に指定されていること、江戸時代に繰り広げられていた。

江戸天下祭り(神田祭・天王祭り)の天王祭りで使用していた山車が現存され使用されている事です。

以前より倭町(やまとちょう)3丁目の静御前の山車が天王祭りの9番山車ということが云われていました。
これは江戸時代の祭礼を描いた神田祭礼絵巻の中にも描かれています。
更にもう1台、泉町の閑古鳥の山車が天王祭りの1番山車ということが解りました。

写真1枚目 左から 諌鼓鳥の山車 真中が静御前の山車 右は桃太郎の山車です。

二つ目は嘉右衛門町が所有している仁徳天王山車が50年ぶりに引き出されました写真2枚目です。
他の山車と比べると一回り小さい山車で、そのため人形も小さく迫力もいまいちです。
全体のバランスはしっかり取れている形の良い山車です。

そして3つ目 今回一番の見所だったのは明治26年に万町(よろずちょう)の有志が東京日本橋本石町の人形師3代目法橋・原 舟月(はら しゅうげつ)に依頼して制作された三国志の3体の山車人形の復活です。

写真3枚目です。 

左から  1丁目 劉備玄徳
      3丁目 翼徳張飛  
      2丁目 雲長関羽  


万町の各山車人形の移り変わりです。
                     
三国志の人形
明治26年 現在の人形
万町 1丁目 劉備玄徳 →  天照大神
万町 2丁目 雲長関羽 日本武尊 雲長関羽
万町 3丁目 翼徳張飛 豊臣秀吉 素盞鳴尊


<解説>         
明治26年(1893年)に中国の三国志にちなんで制作されたが、日清戦争が勃発して敵国の英雄を山車に乗せてい事に異論が出た為に、それ以来山車から外していました。
3体の山車人形がそろったのは、なんと 108年ぶりで、万町1丁目の劉備玄徳の山車人形は前回5年前のお祭りに合わせ制作当時の姿に戻そうと5年の歳月と数百万円の費用をかけ修復をして最終日に乗せました
 

お囃子はテンポのよい神田囃子です。
よく聞いているとほとんど馬鹿囃子と一緒のテンポでほんの少し違うバチさばきで叩いていますよ。

天気もよく絶好のお祭り日和でした。



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