長 浜 八 幡 宮


長浜八幡宮・第一鳥居

       滋賀県長浜市

 長浜市は滋賀県の北東部、琵琶湖と伊吹山に囲まれたところにあります。
面積約46平方km、人口約6万人。

 今から400年ほど前、羽柴秀吉
(のちの豊臣秀吉)がこの町を「長浜」と名付けて長浜城を築城して以来、湖北の中心地として
機能してきました。

 江戸時代には繊維産業を中心に商業都市として繁栄し、今また新たな「まちづくり」が全国的に評価されています。

       長浜八幡宮

 社伝によると延久元年(1069)に源義家の願いで、後三条天皇が命を出し、源氏の氏神である

 出城
(現、京都府)の石清水八幡宮より神霊をうつして勧請(かんじょう:分霊を他の地にも祭ること)させたといわれています。

       拝殿(手前)・本殿(奥)

長刀山

     長浜曳山まつり

 長浜曳山祭は、16世紀の末に長浜城主だった羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)によって形作られました。
秀吉が男児出生を喜んで長浜の町民に砂金を与え、それをもとにして町民が曳山をつくり、曳きまわったのが始まりといわれます。

 子供狂言はいつ頃から始まったのか、はっきりとはわかりませんが、
寛保2年(1742)の狂言の台本が残っていることから、この頃にはすでにおこなわれていたと考えられます。



 長刀山(なぎなたやま)
 「長刀山」は別名「蓬莱(ほうらい)山」「長刀台山」といいます。

 他の12基と異なって、3輪の御所車
(ごしょぐるま)で、露台を置いて高欄(こうらん)をめぐらし、
その中央に「太刀渡り」に使う太刀を懸ける台を置いています。

 胴部四方に「唐獅子」の木彫を付け、祭本日の昼間には緋羅紗の幟
(のぼり)を、夜には笹龍胆(ささりんどう)の紋を入れた幟を立てます。

       神 輿

 宝形造りで、むくり屋根の上に珠玉を置き、四方の軒先中央に唐破風を付ける。

 宮殿の外郭の四周に鳥居と玉垣を設け、内郭には高欄をめぐらす。

 霊屋は戸張で周囲を囲み、華蔓や瓔珞(えいらく)で飾る。

 延宝四年(1676年)8月15日、八幡宮氏子中より寄進されたもの。
作者は藤岡甚兵衛と伝えられている。

 毎年四月の大祭と十月の例祭には、十三日に御旅所に神輿渡御が行われ、神輿堂に十五日まで安置されて八幡宮に還御する。

     御旅所に安置されている御神輿。