戸塚さんの投稿写真
愛知県半田市亀崎町
神前神社例大祭
亀崎潮干まつりの山車は、東組・宮本車、石橋組・青龍車、中切組・力神車、田中組・神楽車、西組・花王車の5台で、18世紀前半に現在のような豪華な山車が造られたが、現在のものは19世紀初めに建造されたもののようです。
見どころは、山車海浜曳き下ろし、綱さばきと楫とりの妙技、からくり人形の奉納などですが、なんといっても、彫物でしょう。立川和四郎の<力神、子持竜、太平楽楽人、葡萄狩り仙人> 立川常蔵の<欄亭の庭>もう、くぎ付けです。
戸塚
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一台ずつ海の中へ
愛知県有形民俗文化財指定
亀崎潮干まつりは、5月3日4日に行われる神前神社の祭礼です。
お祭りのハイライトは何といっても「潮干祭」の名前の通り、砂浜への山車の曳き下ろしです。
昭和34年の伊勢湾台風後に防波堤が作られて以来、海への曳き下ろしが途絶えていました。しかし、祭りへの熱い思いが叶い、防波堤を切り取り、砂浜を造り、見事に復活させました。
この神社前の砂浜に曳き下ろされる山車の勇壮さに、感動すること請け合いです。また、曳き出される5台の山車には、それぞれ伝統工芸の粋を集めて作られた<彫刻・大幕・水引・追幕・からくり人形>があり、まさに一見の価値ありです。 |
宮本車段箱 瀬川治助作の「龍に虎」 |
神楽車段箱 立川常蔵作の「がま仙人・鉄拐仙人」 |
花王車段箱 立川和四郎の「太平楽楽人」 |
花王車脇障子 立川和四郎の「葡萄採り仙人」 |
花王車蹴込 立川和四郎の「布袋の袋曳き」 |
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浜での整列(前から撮影)
浜での整列(後から撮影)
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