山梨由博氏

静岡市在住

文字通り彫刻製作の中心人物である。
建設委員会が決定したテーマに添い氏が肉付けをし、絵師及び彫刻師の選定、下絵の改良、彫りの技法等、隅々にまで行き届いた総合的な管理がなされている。
彫刻の質の良さは周知の事実だが、注目すべきは人物や動物における眼の彫りの技法である。  氏の指示により当作品から変えたというその眼は、現実味を帯びて彫刻全体を引き締めている。
彫刻師は野々垣清三郎の流れをくむ愛知県在住の「彫光」である。





     
   



村井幸雄氏

村井かざりや代表 
 

愛知県刈谷市在住
 
岡崎市の小滝錺屋で6年間修行をした後、独立する。
その後、錺職人として様々な製品に腕を振るい活躍中である。
屋台の錺金具は森町の城下の屋台を手始めに、横須賀新屋町の祢里、浜松市まつり会館常設展示屋台を含め10台以上にのぼっている。
玉匣社の錺金具製作にあたっては、長男の村井義幸氏(33歳)と共に製作にあたり繊細な細工を確かな技量で誠実に製作していただいた。





志村光一氏

画家・書道家  志村香逸
         しむらこういつ

沼津市在住

小田泰巳氏の勧めで平成10年夏まで市内中川町に住んでいた氏に幕絵をお願いすることになった。
全日本肖像美術協会の副会長を務められた経歴をもち、文部大臣奨励賞など多くの受賞に輝く。
写実的な描法を得意とするが、幕絵では滲みやすい吸水性の生地に苦心しつつもアクリル絵の具を使い、柔らかな色彩でいのちの輝きを温かく表現してみせた。

        
 

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