Clio
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Pedigree
1994 マチカネタマテバコ(牡Selkirk)中央1勝 1996 オーパスセブン(牡Lion Cavern)中央4勝 1997 リワードタルパン(牡フォーティーナイナー)地方0勝 1998 トウケイペンカー(牡キンググローリアス)中0勝地2勝 1999 リキエランドール(牝フォーティーナイナー)中1勝地1勝 2000 ローレルプレザン(牝コマンダーインチーフ)地方2勝 2001 チアズアビリティー(牡エルコンドルパサー)中央2勝 2002 ドンクレイン(牡パントレセレブル)地方1勝 face 【05.10.23樋渡信義牧場にて】 |
この馬との出会い 血統 父は2001年の米国チャンピオンスプリンター(3歳時)である。この、3歳時は無類の強さを誇り、4連勝で重賞制覇をすると、続くキングスビショップSでGT制覇、そして迎えたBCスプリントではコナゴールドやモーツァルトを破って優勝するなど連対率100%を記録した。僕の好きな血統は比較的長距離馬になってしまうのだが、デヒアなどに代表される『アメリカ系ダート健康優良血統』も大好きで、この父も好みといえば好みである。。。(そんな書き方をすると、どれも好みの範疇に入りそうですがね) バリバリの短距離系であるが成長曲線が緩やかであり、味のある短距離王を輩出する可能性を秘めていると思う。 母は愛国産で、00産世代がローレルクラブで募集された(ローレルプレザン)ことで、母の名前が記憶に残っていた。兄オーパスセブンやチアズアビリティーら中央での活躍馬もあり、期待してもいい母体であると思う。オーパスセブン(父Lion Cavern)は短距離で良績を残し、チアズアビリティー(父エルコンドルパサー)は中距離以上で活躍していることから、“父の良き特徴をそのまま出す”母親なのかもしれない。産駒はタフに数多く出走している馬が多いことも魅力である。 “父の良き特徴をそのまま出す”というように考えれば、ダートの短距離で息の長い活躍が見込める。是非とも想像通りの馬に成長してくれることを期待したい。 馬体 (残念でしたが)アグワースの04の募集取り消し後にラインナップされた馬で、1歳秋のツアー時に初対面を果たした。 素人の僕が見ても胴の詰まった感じが見れて、如何にも短距離馬の体型だと感じた。まだ、調教をつける前の段階ということもありましたが、ふっくらしていて柔らかそうな感じを受けた。『気性が激しいかも・・・』という説明もあったのですが、そんな感じも特に受けなかった。まさに『コロン』とした体型で、愛敬がある。馬体も大きくなる感じも無くコンパクトにまとまりそうなので、仕上がりにもあまり時間を要さない気がする。早期デビュー、そして長期間の活躍・・・それが理想である。 厩舎 高橋裕厩舎&樋渡信義牧場といえば2歳上のエレガンスローズ姉さんと同じ。。。今のところ結果は出していないものの熱心に面倒を見てくださる“責任感の強い”イメージを受ける。2週間に1度のペースで北海道の育成場へ視察に行く(ユニオン会報で読みました)フットワークの軽いところも見せる若い先生である。後藤騎手や吉田豊騎手など中堅騎手を使ってくれるイメージが強いのでこの仔も彼らに導かれて活躍する馬になってもらいたいと思う。 彼女もまた『ホースプレイス1期生』である。この馬にとって“ホースプレイス”に入厩したことはとてつもなく大きなプラスだと思っている(理由はここでは書きませんが)ので楽しみである。 etc... 牝馬ということもあって(この世代の牝馬は既にセクシーディナーの04へ出資済みだった)、出資する気も無かったわけだが、オータムプレビュー初日のビンゴ大会で3位となり、その時点で余っていた“ペンカーレッグの04無償口”と“出資1万円割引券”で迷った末にこの仔を選んだ。まだ一度も見ていないこの仔(日程の関係でペンカーレッグの04の見学は翌日となっていた)を選ぶのは少々勇気が要った。しかし、この日はたまたま僕の誕生日であり『誕生日に運命的に出会えたこの仔を放棄するわけには行かない・・・』という気持ちがはたらき、“ペンカーレッグの04無償口”を選び現在に至っている。 おそらく、そんなに人気が出ていないと思うので“まひろファミリーの秘密兵器”として活躍し、僕にとってのビッグな誕生日プレゼントになってくれるものだと信じたい。 馬名の由来 Clio=(ラテン)祝福する女。勝利して、祝福をされるように。 ローレルクラブ出資馬初の名付け親となりました。今後の成長を見守りたいと思います。 |