Ｐａｓｓｉｓｔａ
|
|||||||||||||||
Ｐｅｄｉｇｒｅｅ
1993 マチカネニゲミズ（牡フレンチグローリー）中央１勝 1994 オギリガード（牡オウインスパイアリング）中央０勝 1995 ナルクリミナル（牡クリミナルタイプ）中央２勝 1997 パトリオットヒーロ（牡ポリッシュパトリオット）地方２勝 1998 ミヤジクーガー（牡ハートレイク）中１勝地２勝 1999 アイアイハマナス（牝シンコウキング）地方２勝 2000 キンショーライアン（牡メジロライアン）中央０勝 2001 マイネルソユーズ（牡バブルガムフェロー）中央１勝 2002 ワルトシュタイン（牝ジェイドロバリー）中央０勝 ｆａｃｅ  【1歳時、守矢牧場にて】 |
この馬との出会い 血統 父はダンスインザダークでＳＳと名牝ダンシングキイから生まれた菊花賞馬。菊花賞では3,000ｍのレースでありながら上がり３Ｆを33.8の豪脚でまとめた名ステイヤーである。この年にＪＲＡ賞最優秀４歳牡馬を受賞し引退へ。種牡馬としても大活躍で、ツルマルボーイ（安田記念）やザッツザプレンティー（菊花賞）、デルタブルース（菊花賞）のＧⅠ馬をはじめ、多くの重賞勝ち馬を輩出。２００４年の種牡馬成績では父ＳＳに次ぐ第２位となり、リーディングサイアにも届くのではないかと思っている。『産駒は激しいＳＳの仔とは対照的におっとりとした仔が多い』（ビクトリーホースランチ助手さんのコメント）とのこと。 母はリアルシャダイを父に持つプレティッシモ。自身は中央１勝であり、産駒はマチカネニゲミズ（93牡フレンチグローリー）ナルクリミナル（９５牡父クリミナルタイプ）等がいる。祖母スズタカプリンセスは中央７勝。本馬の近親にはサイキョウサンデーやデュランダルなど切れ者の名前もある。何といっても名ステイヤーを生み出し続けたリアルシャダイの娘なので、スタミナ面はばっちりではないかと思う。プレティッシモはパシスタを生んで他界。『死んだ母の仔は走る』といわれていることもあるので、母の魂を背負って活躍してくれるはず。 僕の１番取りたいＧⅠレースはダービーでもなくＪＣでもなく”菊花賞”である。その理由は、長距離を走っている馬のフォームが大好きで、見ていて気持ちがいいし、レースに出走する頭数も少ないことが多く、ゴチャゴチャしないところがいい。話は少し反れましたが、『菊花賞馬は菊花賞馬から』・・・。ダンスインザダーク×リアルシャダイであればそんな夢も叶えてくれそうである。かなり気に入った血統。 馬体 １歳時に実物を見たときはごつごつした筋肉があまりなく、スラッとした感じで『可愛らしい』馬だった印象が強い。放牧地での彼はしなやかなフォームで歩き、僚馬と走るときもスイスイときれいなフォームだった。 あれから１年が過ぎた０５年。馬体に幅が出て、付くところに筋肉も付き、『筋肉が非常に柔らかい』（ビクトリーホースランチ助手）とのこと。改めて期待をしている。 気性もおとなしかった１歳時より、２歳になってうるさいところが出てきたようで、『競走馬らしくなってきた』とのこと。会報では頻繁に『怖がり』という文字を目にしたので、それが解消されていると信じたい。 厩舎 正直あまり良くわかりませんが、昨年もウェディングヒミコやデイフラッシュなどを輩出し、勢いのある厩舎のように思う。以前、テレ東のウイニング競馬の番組内で、矯正馬具の『チークピーシーズ』の説明をしていたのを見て、『いろいろと新しいことを取り入れる先生なんだなぁ・・・』という印象を持った。ＰＯＧの達人（光文社）の戸田厩舎のページには一番上にダンスインザダーク×プレティッシモ（本馬）が載っており、本馬に優先的に厩舎の都合をつけてくれるのではないかと思った。 ｅｔｃ... 実は、０２年１２月にスポニチの懸賞にて当てた馬。既にローレルの会員にもなっていたし、クラブの掛け持ちは会費がかかるなぁ・・・と思っていましたが、実に好みの血統だし『当たれば儲け物』といった感じで葉書を書いた。僕をユニオンに導いた馬。活躍を期待しています。 馬名の由来 Ｐａｓｓｉｓｔａ＝（西）ステップを踏む人の意。父名より連想。 |
||||||||||||||