Kuon
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Pedigree
1992 カガミハンレイ(牡ミルジョージ)中央0勝 1993 カガミフラッグ(牝ヤエノムテキ)中央0勝 1994 カガミタイリン(牝ヤエノムテキ)中央0勝 1995 カガミファースト(牝ノーリュート)地方2勝 1996 カガミロバリー(牝ジェイドロバリー)中央0勝 1997 ミサトワンステップ(牡ノーリュート)地方1勝 1998 ホーリームテキ(牡スキャン)中央0勝 1999 アサシオ(牡タマモクロス)中0勝地2勝 2001 サウスグローリー(牡ロドリゴデトリアーノ)中0勝地1勝 2002 ワンダーウェイ(牡ウェイオブライト)地方2勝 face 【2歳時、三重大静牧場にて】 |
この馬との出会い 血統 父はトロットスター。4年間で34戦8勝と息の長い活躍をした。2000年にCBC賞を勝ち初重賞制覇。そのあとシルクロードS→高松宮記念→スプリンターズSとGT2つを含む1200b重賞4連勝のJRA記録を残した名スプリンターである。01年には最優秀短距離馬に選出されるなど、種牡馬となる実績としては十分である。あの当時の僕のお気に入りはトロットスターでも無く、ブラックホークでも無く、ダイタクヤマト(逃げ馬先行馬が好きですので)だった。しかし、トロットスターの勝った高松宮記念の強烈な末脚は今もよく覚えている。地味な血統ゆえ種牡馬になった後は苦戦中で、初年度の種付け数が14。2年目は2頭。。。そして、昨秋には韓国へ輸出されてしまった。数少ない父の産駒の貴重な1頭であり、父を再び日本へ呼び戻すような活躍を期待したい。因みに父の産駒で競走馬登録されそうな数は5頭。それぞれ評判はいいようだ。 母はスティールハート産駒のファーストステップ。スティールハートといえば→ニホンピロウイナー→ヤマニンゼファーと続くスプリンター血統であるが、このファーストステップは1800b、2000bを中心に中央競馬で4勝を挙げている。距離適正については気性の良さと母父タイテエムの影響がはたらいているのだと思う。この馬も父トロットスターと同様に息の長い活躍をしていた。しかし、この時代にスティールハートの直仔の母馬がいるとは・・・。産駒はどの父をつけても全然ダメ。JRA4勝馬だし何とか一花咲かせて欲しい。 トロットスター×スティールハートのイメージではバリバリのスプリンターになるのではないかと感じる。母からは気性の良さと健康、父からは気合をそれぞれ受け継ぎ、健康で丈夫なスプリンターの誕生を期待したい。 我がファミリーらしくなかなか渋い血統で気に入っている。 馬体 初めて対面したのは2歳の1月だったが、パンフレットやユニオンHPの写真はかなり小まめにチェックしていた。募集開始当初は血統的や厩舎的には興味を持つものの馬体が頼りなく、不満であった。しかし、月日が経つにつれ“立派になった”というコメントとその言葉通りの写真が掲載されるようになり再度見直した。三重大静牧場で対面したときには馬体の小ささを感じることもなかった。そして、実際に見て繋ぎの角度や真直ぐな肢勢など改めて高評価につながる部分を確認できた。 栗毛の馬体や顔も気に入っていて、日々期待も高まっている。 厩舎 昨年開業した栗東の大橋勇樹先生.。三重県出身であり三重大静牧場のオーナー荻野光男元調教師の下で働いていたということで、この育成場&調教師のホットラインは信頼できると思っている。三重大静牧場のスタッフさんからも『かなり頻繁に先生が来られますよ』と言っていたので、この馬への期待が大きいと判断したい。 放牧先が僕の家から程近い三重大静牧場になることも気に入っている要因のひとつである。 etc... 出資はしたいが既に同世代4頭への出資をしており、見送ろうかと何度も思った。『(12月の時点では)かなり人気の無いこの馬だし馬名が採用されるようなことがあれば出資することにしよう・・・』と思い、馬名募集に応募したところ見事に採用。僕にとて初の馬名採用馬となった記念すべき馬である。 そして、(何通か応募をしたわけですが)よりによってこの馬名が採用されたわけですから、出資するしかないと思っている。(分かる人にはわかると思いますが・・・) 勝ってもらわなければ本当に困る。。。とにかくガンバレ!! 馬名の由来 Kuon=(日)久遠。時間が無限にあること。永久の意の仏教用語。 初の名付け親となりました。本当に嬉しい。馬名の由来に補足するならば“永遠に語り継がれる名馬になるように”。 |