Laurel Axis
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Pedigree
face 【1歳時、サマーツアーの川島牧場にて】 |
この馬との出会い 血統 父はダービーやJCなどを勝ち、SS最高傑作の1頭と言っても過言ではないスペシャルウィーク。現役時代は僕の大好きなセイウンスカイのライバルだったので、どちらかと言うと応援していなかった名馬である。しかし、その後DVDやグリーンチャンネルで現役時代のスペシャルウィークのレースを見直して、本馬の素晴らしさを改めて感じた。天皇賞・春のロングディスタンスでも優勝しており、僕の求める『長距離王』を誕生させることのできる下地があると思われる。 母はキングマンボを父に持つ米国産のダムドコンパニー。父スペシャルウィークよりも距離適正は短いと思われますが、エルコンドルパサーやキングカメハメハのように長い距離のGT馬も輩出しているので、『万能』ではないかと思っている。 母系からは“On Target”、“Sea Cadet”らの米国出身種牡馬を輩出しており、爆発力も備えていると考えている。 この馬に出資したのは『ミーハー』かもしれないが、『シーザリオ』と『キングカメハメハ』の影響がある。基本的に逃げ馬が好きな僕も閃光の豪脚を持つ2頭に憧れ、この仔にも・・・と思い、高額ながらも出資に踏み切った。 個人的には長距離レースでの活躍も期待しているが、毎月の会報では『母の父キングマンボの影響が強く出ているのかマイラー体型だ』と言ったコメントがあり、僕としてはちょっと悔しい想いをしている。まぁ、マイラー体型であれ元気に活躍してくれればいいかな、とも思っている。 馬体 購入直前のサマープレビュー時の初対面では、大勢の人の前で緊張したのか少々暴れていた。栗毛が美しい馬で(贔屓目かもしれませんが)大物になってくれそうなオーラを感じた。前後を比較すると胸前の発達が目に付く。これは想像するに心肺機能が高いのではないでしょうか。がっちりしていて、バランスの良い馬体はいかにも丈夫そうで、故障とは無縁の息の長い活躍を期待したい。 パッと見はそれほど胴長な感じもなく、長距離寄りという訳でもなくマイルから中距離が主戦場となるかも。 オータムツアー時では順調に成長した姿を見せてくれ、育成先のホースプレイスでの評判も◎。『出資してよかったなぁ・・・』と本気で思った。 シーザリオの1歳時の写真を改めて見直したが、それに負けず劣らずの馬体の持ち主だと感じているのは・・・やっぱり僕だけかな?目立った欠点は無いので、順調に成長し、デビューの日を迎えて欲しい。 厩舎 古くはダービー馬タヤスツヨシ、現役でもスイープトウショウやシーイズトウショウなど活躍馬を育てた(スイープトウショウは移籍組ですが)鶴留明雄先生。実績のある厩舎なので、調整方法などには不安はあまりない。しかし、一口馬主クラブの馬があまり所属していないというところもあり、未知な部分もあることは確かである。 厩舎主戦の池添謙一騎手、若手の長谷川浩大騎手(期待値大)を多用するので、騎手の心配はあまりしていない。 放牧先が“小松温泉牧場”になると、今後の見学がちょっと大変かなぁ・・・。 etc... キャロット所属のシーザリオの活躍と共に出資意欲が増していった。 スペシャルウィークの牡馬でこの値段は、一時期ローレルクラブの会報で書かれたように、『お買い得』な気はした。 ローレルクラブの育成場であるホースプレイスの1期生として、どれだけ頑張ってくれるか注目の馬である。2005年はローレルクラブにとって苦しい1年だっただけに、ホースプレイス出身の所属馬を中心に劇的な変貌を遂げ、魅力あるクラブになる期待もこの馬に託したい。 馬名の由来 Laurel Axis=(英)冠名+軸。 いつも軸になるような強い馬になってほしいから。 |