
国産地元(天竜水窪)の木を隠さず使い、小さい木材で組み上げられる架構とし
建物高さを抑え軒を深くすることで日射を調整し、大きな開口からは家中を風
が通り抜け、また視線を外へとつなげ 広がりのある空間 を造り出すことが
できました。、

玄関から西に配された子世帯はこれから小学生になる2人の子供たちが
中心の生活になることを考え、いつでも子供たちの姿が見え気配が感じ
られるようにLDKと子供たちの部屋がひとつの空間となるような間取
りとしました。食堂の大きなテーブルではみんなで楽しい食事の時間を
過ごしたり子供たちが勉強をしたりと....こんな感じで使われます。
天井は吹抜となっていて上下階のつながり空間を演出しています。、

”民家を継承した家づくり ”
住まい方として、親世帯と子世帯とは玄関は共有するが暮らす場は区別
するという計画となりました。区別するとは言っても出来るだけ気配が
感じられつつお互いの視線は遮ることができる部屋配置としました。
親世帯を玄関から東に子世帯を西に配置し中央の玄関からは中庭デッキ
がつづき南庭まで眺めることが出来ます。このデッキは両世帯へと続い
ており室内外をつながりのある空間として演出してくれています。
玄関に続くホールに隣接して納戸兼玄関収納を設けました。下駄箱とし
てクロークとしてタンス置きとして利用することで、共用の玄関に物が
あふれることなくすっきりとして空間としてお客様を迎えられます。
ようこそ 「 むかいやまの家 」 へ

私たちを取り巻くさまざまな環境に対して
絶妙なバランスを保っているといえる民家。
民家にはこの地球に生き、その土地に暮らすための
たくさんの知恵が詰まっています。
今回の「むかいやまの家」は
コーナーに設けた窓から南庭が見渡せる居間は、柱や梁は古色塗りされ
なんとなく懐かしさを感じる空間となりました。お母さんたちのご趣味
のアンティーク家具やステンドグラスともうまく調和しています。また
今回浴室洗面が南側に配されたことで駐車場から勝手口食品庫から台所
へという使い勝手の良い導線が確保され、浴室の窓から食品庫勝手口の
窓へと開口部がつながり風の道が出来これにより浴室洗面の湿気に対し
ても良い効果が得られました。
親世帯については、それぞれの趣味の時間を過ごすことが多いと言うこ
とで、おばあちゃんはみんなが様子を見られるよう居間の隣に、お母さ
んはLDKに近い中2階に、お父さんとお兄さんは2階にそれぞれの個
室を設けました。
今回のむかいやまの家は、30年ほど前より暮らし続けて生きた土地に
娘夫婦が同居すると言うことで住まいづくりの計画が始まりました。
敷地は古くから在る住宅地で北と西が公道に接している角地で、南は
川が流れ反対側には住宅が、東はi.0m程敷地が高くなり住宅が建って
います。ここに今回親夫婦、祖母、兄の家族と娘夫婦、子供2人の家族
が同居する二世帯住宅が建てられました。
民家を継承した住まいが、またひとつ町並みに建ち並ぶこととなりました。
そんな 民家 をぜひご覧ください。
全体の導線としては、北道路から敷地に入る計画となりました。現況
では敷地と道路との高低差が1.0mくらいあり今回この高低差を利用し
て車庫スペースとし4台分を確保しました。この駐車スペースから玄
関や勝手口までは大きな庇がかかっているため雨の日でも濡れずに室
内に入ることが出来ます。また物干し場としても利用できます。
建物の北側にこの大きな庇があることで道路からの圧迫感が無く北側
立面の表情が美しくなりました。
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民家の工房は、各分野の専門家がネットワークを組み
民家を継承した家づくりとして、
一般住宅や古民家再生に取り組み手掛けています。
全体に天井高さが抑えられているのは、上下階が一体となった空間で
もあまり気積が大きくなることなく適度な採光通風による効果を得る
ことが出来ます。また個室の天井は屋根形状に会わせた梁組みの見え
る勾配天井となり広がりを感じられます。このあたりの しつらい が
建物を小さくつくり 大きく空間を使うということになりますね。
天井裏の気積も大きくなりすぎず適度な小屋裏の通気が確保されます。
加えて、建物の高さが抑えられ深い軒が出たことで夏の強い日差しは
遮り冬の光は部屋の奥まで差し込んでくれるという絶妙な効果も得ら
れます。、
この吹抜は簀の子状となっているので2階の窓から入ってくる西日も
柔らかく差し込んできます。窓ふきにも困りませんね。もちろん大き
な通風の役目も果たします。2階の子供室はしばらくは建具を開け放
して大きな空間として使えるようにしました。

