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「泉澄一文庫」について

 中世商人史の研究で知られる泉澄一先生は、対馬の「宗家文書」の研究を基に、『釜山窯の史的研究』等、朝鮮との交流史に関する多くの著作も発表されました。2003年3月、関西大学を退職されましたが、2004年11月、「私の弟子に朝鮮史をやる者がいませんので、朝鮮関係の本(決してよい本ばかりではないのですが)、唐辛子の会の皆さんに読んでいただくのが一番と思っています。ご利用いただけたら幸甚です。」とのお手紙をいただき、唐辛子の会は75冊の書籍の寄贈を受けました。
 唐辛子の会はその蔵書を「泉澄一文庫」として、唐辛子の会のメンバーの1人陶芸家・近藤宏克の「ギャラリー南大室窯」の一隅に置き、この貴重な資料を誰でも閲覧できるようにしました。泉澄一先生に改めて感謝する次第です。


 ラウンジの書架です。本を手に取り、泉澄一先生の膨大な仕事の一端に触れてみるのも、日常を離れていい気分転換になるかもしれません。


泉澄一先生 略歴
1932年大阪府生まれ
1956年大阪学芸大学卒業後、教職に就く
1969年関西大学大学院文学研究科修士課程終了
1979年
 
関西大学文学部教授
文学博士(関西大学)
2003年3月関西大学退職 関西大学名誉教授


主要ご著書
『境と博多−戦国の豪商−』1976年 創元社
『境−中世自由都市−』1981年 教育社
『釜山窯の史的研究』[A5版、868項、差込み「延寶6年7月釜山倭館竣工図」1枚]
(関西大学東西学術研究所研究叢書5)
(昭和61年[1981]10月30日 関西大学東西学術研究所・関西大学出版部発行)
※第14回 小山富士夫記念賞受賞
『近世対馬陶窯史の研究』
 
[A5版、522項](関西大学東西学術研究所研究叢書8)
(平成3年[1991]9月30日 関西大学東西学術研究所・関西大学出版部発行)
『対馬藩藩儒 雨森芳洲の基礎的研究』[A5版、632項](関西大学東西学術研究所研究叢書10)
(平成9年[1997]11月30日 関西大学東西学術研究所・関西大学出版部発行)
『対馬藩の研究』[A5版、590項](2002年9月28日 関西大学出版部発行)
  ほか論文多数