教室長より

みなさん、こんにちは。
 速読教室のお話を始める前に、まず私が塾を始めた理由から話したいと思います。私には3人の子供がいますが、その3人の子供を育てていく間に、3人それぞれの能力や性格の違いを感じました。同じように接しても子どもの反応が違い、誰にでも同じ対応は、それぞれの子どもをうまく伸ばすことができないと身をもって知りました。
 子ども達が成人した後、運よく教室を開く場所もあり、平成12年3月に塾を開校しました。この14年間いろいろ試行錯誤を繰り返し、どの子供も高校に進学してから、「高校生活に余裕を持って楽しめるように」という指導目標をかかげ、当時では珍しい少人数指導を中心に、必要に応じて個別指導も取り入れるという形で、とにかく生徒のための指導を心がけてきました。
 しかし、当時の塾の形ではすべての子どもに対応することの限界を感じていました。その時、速読と出会い、平成23年に掛川市柳町でいち早く速読を取り入れ、4年間指導してきました。知識をひたすら詰め込むより、速読トレーニングで記憶力・集中力・思考力の基礎能力を引き上げておくと、理解する一つ一つの学習の質が高まることを実感しました。
 『速読効果』とは、視野が広くなり、眼の動きがスムーズになり、「注意する視野」が広がることです。そのことにより、スポーツや車の運転が上手くなり、危険回避能力も高まるので、子どもだけでなく大人にも効果があると考えています。微力ながら地域の方のお役に立てればと思い、平成28年4月、自宅近くに場所を移して、子どもから大人まで通うことが出来る速読教室を始めました。