NO.61 劇場版AIR見てきました (05.2.14)

 

劇場版「AIR」を見てきました。(以下、ネタバレありなので注意)

「AIR」は自分にとってかなり思い入れの強いゲームなので、期待をしていました。

初日はどこも満員で、前売り券を買っていても当日配られる整理券がないと入れないらしく、

さすがKEYの人気がまだ健在という事を見せ付けられました。

(まあ上映館が少ないという事もありますので集中したというからくりもありますが)

自分が行く名古屋の映画館でも、かなりの混雑との話があり、これは早起きしていく必要があるな思い、

当初、9時ぐらいに行く予定を変更、朝一の電車に乗って7時半すぎに到着するという気合の入れ様。

それでもすでに並んでいる人が多数いたから恐れ入ります。

しかしながら、罠があったのでした…。

 

劇場側の上映時間の変更があり、最初の9時半の回が600席ある大きいホールとなっていて、

残りの2回は100席程度の小さいホールでした。

で、最初の回の大きいホールの客の入りは、6〜7割程度の客の入り…。

早起きして気合を入れたのに…意味ないジャン(核爆)

というわけで、余裕で入る事が出来ましたとさ。

 

真ん中の見やすい席を確保してから、グッズ売り場へ。とりあえずパンフレットは買いたいなと。

ついでに先行発売のサントラもあればチェックと。しかし…

最初から品切れで置いてありませんでした  (´д`)

ダメダメジャン、○カデリー…。この時点で意気消沈と。っていうか、グッズ殆どなかったし。

 

で、始まるまでしばし待つと。いつまでたっても前の方の席が埋まらないのはなんだかなぁと思いつつ。

しかし、始まるまでの予告編とかCMが長い。○カデリーの宣伝が何度も同じものが流れて少々イライラ。

そして唐突に始まりました。

映画を見る前に初日を見た人の感想を少し読みましたが、ゲームやった人にとって違和感がある部分があると。

そして現在bs−iで放送中のTV版「AIR」と比べるとちょっと…という話を聞きました。

実際、TV版「AIR」を3話まで見せてもらいましたが、ゲームの展開に近く、作画も上々。

さすが今期1、2を争うといわれる程いい出来でした。

それを見た後で劇場版を見たら…、ちょっと作画が荒い気がする。

確かに背景とか細かい部分まで描かれていたりはしますが、すんなり馴染めないというか。

ていうか、止め絵の演出が多すぎかな。多すぎると時間なくて手抜きしたと思われて逆効果かな。

 

内容的には、ゲームのような展開にはなりません。90分程度ですべてを入れるのが無理があるので、

まあ観鈴中心の展開になるのは仕方ないかなと。神奈を必要以上に入れたのは、まあよかったかも。

でもね…

佳乃や美凪は無視ですかい。

なんか納得いかね。背景にちょっと出ていただけというのがなんとも…。

しかもポテトの方がまだ目立っていたし(滅)

 

観鈴は観鈴で、なんだか性格がちと違う感じだし。(あんな積極的じゃない)

あと、「いいのだよ」って言い回しがどうかな。

で、一番違和感があったのは 国崎人形劇大盛況(ぉ

だって、人と接するのが苦手じゃなかったっけ?

 

そんなわけで、否定的な意見が多かったのですが、ラストシーンは、やはり見ていて悲しくなります。

ハッピーエンドにならない物語とわかっていますが…。

涙を誘うシーンですが、やはりもう少し盛り上げてからあのシーンにいってほしかったな。

クライマックスが唐突でした。時間制約があるとはいえ、もう少しだけ時間をさいてほしかった。

 

もう少し練りこめば、評価も変わっていただろうに、ちょっと勿体無かったです。

ゲームをやっていなくても楽しめる事は楽しめますが、中途半端な部分もあったし。

ゲームとは違うアナザーストーリーと解釈すれば、結構楽しめるかもしれません。

まあゲームに沿った展開を希望するならTVアニメ版のDVDを買いましょう。

(4月以降発売だけど)

自分的な評価は、劇場版は少々辛目かな。何回か見たら多少評価は変わるかもしれません。

挿入歌とかもいい出来だったので、これはよかったと。

もし「AIR」に興味を持ったなら、ゲームをやってみる事をお勧めします。

少々時間はかかりますが、あれはいいものだぁ。