04.11.14 あかほりさとる先生トークショウ&サイン会+α

 

本日は、「巴里前夜」発売記念あかほりさとる先生のトークショウ&サイン会が名古屋にて行われました。

ということで、またしても名古屋に参上しました。

 

あかほり先生は愛知県半田市の出身という事で、限定150人のこのイベントは、

整理券を手に入れるのが難しいのでは?と思っていましたが、入手した整理券の番号はかなり若い番号でした。

ちょっと気にしながら当日を迎えました。

先月、名古屋で登山をしたばかりだし、イベントに参加するには整理券が必要なので、

大規模なオフにするつもりはなく、参加出来そうな人に声をかけたのみでした。

ということで、カキクケさんとドラ・ファンさんたちと合流、会場に向かいました。

 

さぞ盛況と思っていましたが、集まっている人数は少なめでした。

この日は新春歌謡ショウの先行予約があったり、東京では松原先生のサイン会があったりと

イベントが重なった為とはいえ、少な目の人数にいささかがっかりしました。

今回も、ジャンヌさんが飛び入りで参加してくださいました。しかも子供さんも連れて来ての参加でした。

で、整理券に関しては、まだまだ余裕であったりして全然OKでした(核爆)

 

開場時間となり、サイン会の会場に行きましたが、周りを見渡しましても50人ぐらいだったでしょうか。

こういったイベントだと東京や大阪に比べたら名古屋は人が集まりにくいといいますが、

いくら悪条件が重なったとはいえ、なんとも寂しい限りでしたね。

 

ほぼ定刻通りであかほり先生が登場。作家っぽく見せる為か、ハンチング帽を身につけてきました。

なんとなくそれらしく見えるから不思議なものです。

司会の人との対話形式のトークショウとなりましたが、さすがにサクラVの話は、殆どがオフレコですね。

「巴里前夜」が発売されるまでの経緯が話されたりしました。

水面下で話が進んでいた「サクラ大戦3」のTVアニメの事を、まだ発表すべきではない時に

広井さんが口を滑らせてしまい大変な事になったとか。

(ちなみにTVアニメ版サクラ3は、出来る限りゲームに忠実になるようにしたいとの事でした。

結構期待していいかも)

 

最初ドラゴンマガジンでコクリコ編を書いたものの、仕事が忙しくて中断し、

気がついたら期間が経ってしまったとか。

復活後はドリマガで連載だけど、これは多くのサクラファンに見てもらいたいためだとか。

(まあ裏では大人の事情がありそうですが)

その為に連載はドリマガ、単行本は富士見書房から発売という、かなり変則な形になったとか。

織姫とレニの前夜が書かれないのは、ゲーム本編にて星組の事が完全に描かれていないからとか

という話もありましたね。

星組は、あともう一人メンバーがいるけど、まだ名前しか設定されていないとか。

ゲーム本編に登場していないものを書くわけにはいかないと言っていましたが

(ラチェットは例外)、多分言い訳だろうなぁ(核爆)

 

そしてサクラ大戦のジャンル分けについて、興味深い話をされていました。

サクラは、ギャルゲーか否かとかよく論争されていましたが、あかほり氏の見解によりますと、

サクラはエンターテイメントゲーム、愛すべきバカゲーだとか。

凱旋門から銃みたいなのが出てきて、弾みたいなのに入れられて宇宙空間を飛行して飛んでくる、

普通、死にます(爆笑) う〜ん、そりゃそうだ。

設定にうるさい人がいるけど、こういうお約束のバカバカしさも踏まえて楽しんでほしいと。

でも、まあそれも一理ありますが、

「摩天楼にバキューン!」は、やっぱりなじめないや(核爆)

あかほり先生がこれをゴリ押ししたというけど、1週間言い続けていても鳴れないものは慣れません。

 

最後に、週刊少年マガジンにあかほり先生の作品が新連載されると発表がありました。

司会の人の「毎週締め切りが来ますよ」の言葉に場内爆笑でした。

 

続いて、サイン会へと移りました。人数が少なめなのでスムースにいきますなぁ(爆)

「巴里前夜」1冊につきサイン1ヶ所ですが、本は何冊持ってきてもよかったので、

頼まれた人の分も書いてもらいました。(転売防止のために名前入りとなります)

先生はいやな顔もせずにせっせと書いてくださいました。感謝です。

 

 

イベントはこれで終了ですが、今回、ついでといっては何ですが、一度行ってみたい飲み屋がありましたので、

皆で行くことにしました。

9月にリニューアルオープンされた、安らぎ居酒屋月天です。

ここは神社をモチーフにした居酒屋で、女性スタッフは巫女さんの格好をしています。

しかし、オタクをターゲットにしている店というわけではないので、メニューは豊富みたいでした。

 

喫茶店で少し時間を潰した後、月天に向かいます。

急な階段を下りますと、神社のような落ち着いたスペースが現れます。

巫女さんの格好をした店員に案内され、恒例の挨拶をされます。

ようこそ今宵、月天へ。当店ではお客様は神様となっています。なんなりとお申し付けくださいませ…。

こうしたちょっとしたことで、すごく気分がよくなりますから不思議です。

 

とりあえず、店においてある「御神籤」を100円入れてひいてみます。

(実は、アンケートを書いて出すと無料でひかせてくれるのを帰り際に知りました…)

結果は小吉。まあこんなものかな。

まず最初に食前酒ならぬ「御神酒」が出されます。どうやらレシピは企業秘密らしいですが。

メニューを見ますと、「鰤のカマ」とか「あん肝」とか「どて煮」とか、

チェーン店の居酒屋ではなかなか見ないメニューもありました。

(一つ激辛の物が入っている「たこ焼きで運試し」といったメニューなども)

カクテルもオリジナルも含めてかなりの種類のものがありました。

最近凝っている焼酎もわりと種類があり、個人的に好きなロサ・ギガンティアの焼酎(つまり佐藤ですな)

もあったりして、これは迷わず注文しました。

値段はぼちぼちですが、味の方はどれもおいしいものでした。これなら満足度が高いです。

 

店の雰囲気は、日曜の比較的早目の時間だったせいか、それほど騒がしくもなく、また静か過ぎる事もない

とてもいい雰囲気でした。(土曜日とかは、やはり結構混雑するらしいです)

接客も凄く感じがよかったですね。この日はブレーカーが落ちて停電とか、

続けて違う注文のものが来たりとトラブル続きでしたが、いやな思いをする事はなかったです。

気がついたら2時間がすぐに経過してしまいました。

 

会計を済ませて帰る時に、巫女さんが見送りをしてくれて、御鈴を鳴らしてお祓いをしてくれます。

ちょっとしたサービスですが、すごく新鮮でいい気分で帰る事が出来ました。

予算的には、ほんの少し高めになるかもしれませんが、また名古屋での集まりがあった時は、

ここを利用してみたいですね。みんな満足度が高かったみたいです。

みなさん、お疲れ様でした。