玖延寺
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<玖延寺(きゅうえんじ)>

玖延寺は近在に城跡がある二俣城の初代城主二俣近江守昌長が永正年間(1504〜1520年)菩提寺とするために、駿河国椎尾増善寺四世僊林恵椿和尚を招き開創されました。そして天正3年(1575年)大久保忠世が二俣城主となった時、前任地である吉田(現在の豊橋)から竜拈寺7世白洲厳龍禅師を招き開山としました。1747年本堂は火災にあい、寛延3年(1750年)に再建されました。本堂西側の薬師堂には浜松市の文化財に指定されている、鎌倉中期に造られた薬師如来像がまつられています。また本堂奥の位牌堂にはやはり市の文化財に指定されている、平安末期に造られた阿弥陀如来像が安置されています。曹洞宗。

phtographs by
moriizumi tadashi

〈住職・阿蔵葺心(あくらしゅうしん)〉

昭和34年新潟県生まれ。駒沢大学仏教学部卒。在学中より新潟東山寺 川上雪担老師の会下に参ずる。卒業後高校の社会科の教員を1年、新潟県庁を数カ月務めた後、雪担老師の元で出家得度。福井県小浜発心寺僧堂に掛塔。原田雪溪老師に出会う。49歳成道。平成14年より浜松市天竜区 玖延寺住職

趣味 コーラス(天竜混声合唱団)・ソロ(バリトン)
素潜り

阿蔵葺心