エルクは何故モテるのか?


タイトル通りエルクは何故モテるのかについての考察です。まずエルクが如何にモテているかの説明から参りましょう。

1.エルクは支援Aになったら絶対にペアEDです。

エルクと支援が付くのはセーラ・プリシラ・パント・ルイーズ・ニノの5人です。そのうちパント・ルイーズはBまでしかつかないので支援Aになったら絶対にペアEDです。

まあ、本音を言うなら誰かもう1人くらい男性キャラとの友情支援が欲しかった気もします。

2.複数の女性キャラとペアEDがある男性キャラ自体稀。特に3人となるとエリウッド・ヘクトル・ケント・エルクの4人(のはず)。

ちなみに2人だったらヒースとハーケンとセインもプラスされます。でも全部で7人ですか・・・。エリウッド・ヘクトルは主人公補正として、ケントは何故そんなに女性と縁があるのでしょう。

****

さてエルクの話です。

1.まずは無難に考えてみます。

彼は魔道軍将の弟子ですが、修行の一環として傭兵をやっていました。その際の雇い主が2人とも女性です。関係ないですがリンディス傭兵団になりゆきで入ったときも団長?は女性ですから。つまりエルクは元々女性キャラとかなり縁があるのです。

これでまず2人は確保として、あとニノともペアEDなのでこれで3人ですね。

さてここからが問題です。何故彼はニノともくっつくのでしょうか。それはエルク側の観点から見たら理解しづらいですが、反対にニノ側の視点に立ってみれば解り易いと思います。

ようするに烈火ユーザーに「ジャファル以外の烈火自軍男性キャラで、ニノの結婚相手に相応しいのは誰だと思いますか?1人だけ挙げてみてください。余談ですが『ニノの結婚相手=ルゥ・レイの父親』ですから。」

こう尋ねればおそらく10人中8人がエルクと答えるのではないでしょうか。

理由は、どうみてもお子様のニノと結婚するのは同じ子供でないと絵的にまずいから。そして魔道系男性で10代はエルクしかいないから。

烈火は割とキャラの年齢が高くニノと年の近い少年キャラ自体がエルクとギィくらいしかいません。ニルスはちょっと無理でしょうし、10代であってもロード勢と結婚したら封印のストーリーがおかしくなります。年齢だけで言うならウィルやレイヴァンも10代らしいですが・・・う〜ん。

本当にニノ視点で考えてみて、彼女の結婚相手をジャファル以外から探すと言ったら、エルクが一番座りが良いんじゃないでしょうか。

第一エルクとニノは共通の話題がありますからね。彼らの支援会話は実質上、烈火世界における理魔道士についての説明文でしたから。

****

2.うがった見方でモテる理由を考える。

こういう言い方は非常にアレなんですが、ロード以外のフリーの烈火自軍男性キャラの中で、もっとも将来性があるのは誰だと思います?

特にエルクが優雅な大国であるエトルリアの魔道軍将になったという設定を信じるなら、どうでしょうか。

エルクは設定を突き詰めていくと、色々と考察できて面白いです。特設コーナー作れるくらい考察ネタが満載のキャラも珍しいですよ。

****

3.そもそもエルクは本当にモテているのか。

このコラムタイトルの「エルクは何故モテるのか?」を見て、貴方は違和感を覚えませんでしたでしょうか。私は強烈な違和感を覚えたものです(本人が言う)

何ていうか、モテモテと女難は似て非なるものどころか全く違うものでしょう。なにせこの事例に関する男性ユーザーからの「モテモテで羨ましい・憎らしい」といった意味合いの発言や、FEのギャルゲー化を憂う硬派ユーザーから言及を一切聞いたことがありませんもの。

****

個別に見ていこう。

セーラ関係はまさに女難の具現化だ。支援Aの最後の最後でやっと事態が好転の兆しを見せるのがエルセラの醍醐味だろう。肝心のその支援の発生に要するターン数もプリシラ・パント・ニノの3倍、ルイーズの2倍と尋常ではない。エルク、そこまで嫌か。

ちなみに筆者はあまりにもどうしようもなく時間が掛るので、セーラとの支援だけは発生させていない。

プリシラの場合は・・・彼女の場合はそれほど女難でもないだろう。エルクも喜んでお世話しているようだし、プリシラの嫉妬深さと惚れっぽさとブラコン属性が発動しなければ幸せな結婚生活が送れるのではなかろうか。

他にも相手がやたら大勢というのはエルクも一緒だが、エルクにとってもプリシラにとっても単独ED以外で一番平穏な人生が歩めるというのは間違いなくこの組み合わせだろう。

筆者がエルクの相手を3人の中から選べといわれたらプリシラと答える。だって一番平穏で、エルクにとって良いこと尽くめなのだから。

ニノの場合。彼女自身は本物の良い子設定なので幸せな結婚生活が送れるだろう。問題なのは彼女のバックグラウンドだ。

何ていうかエルプリEDとエルニノEDの内容の違いがハンパ無い。結婚する女によって男側の人生がこんなにも変わるキャラも珍しいだろうに。

エルクの支援相手で最後に登場するのが彼女だったので、筆者はニノとのペアEDを出現させた。おかげで何とも感想の言いようの無い気持ちにさせられた。

結論としては、エルクはやはり女難キャラといったところだろうか。


あとがき━━次回はエルクと3人の女の子との関係をもう少し詳しく見ていきます。ニノ関係の項目がどうしても例のキャラクターズネタのおかげで長文化してしまうので2つに分けました。

次回で散々扱いに手を焼いたキャラクターズネタでの書きたい事は全て終わるはずです。これからはゲーム内容から鑑みるエルク自身の話や烈火の理魔道についての話を書いていきたいです。こっちは考えるのが楽しいので嬉しいです。

(2007.01.09)

烈火トップページへ インデックス