聖魔で魔王様に最大ダメージを与えたのが理のマージナイト・ルーテだった。びっくりだ。信じられん。最終決戦に理の出番がある日が来たのか!
ルーテと司祭のアスレイは2人とも魔力が25でカンストしていたのだが、攻撃力が高かったのはルーテのほうだった。理の双聖器が光よりも強力だったのでGBAシリーズ3作目にして初めて「理は光に強い」という三すくみに納得できた。
聖戦を5週以上はしていると光と闇は別次元の存在に思えてきて、最終決戦では自然魔法はほぼ出番無いという気にさせられてしまっていた。
聖戦における光と闇の戦いっぷりは伊達じゃない。本当に最終決戦はユリア1人で勝ててしまうので、ファルコン三姉妹と十二魔将の方が強力だ。
ちなみに聖戦で一番強力な敵自然魔法使いはイシュタルではなく十二魔将のアハトだろう。17回連続トルネードは勘弁してくれ。
次に厄介なのはイシュトーだろう。神器持ちではないので強力という訳ではないのだが、まだ味方が育ってないあの時点で連続サンダーストームは辛すぎる。殆ど運だ。ちなみに「イシュトーはミストルティンで簡単に倒される」とたまに書いてあるが、あの時点でアレスはまだいないぞ!だからボス級魔道士にこんなに手こずるんだろう。神器持ちのブルームは平気なのになあ。
聖戦って下手な神器持ちよりその傍系の方が実際戦闘する上では厄介だという場面が多い気がする。
このゲームは3種の自然魔法の中では風が一番強力なのでハイプリーストにはウィンドを持たせている。結構戦えるから良い。しかしライトニングの方がもっと強力なのでセティとホークには終始ライトニングを使い倒してもらった。それでもEDでは風の勇者と呼ばれるけど。
さて、最終決戦では自然魔法はほぼ出番無いのは直前にやっていた烈火もそうだった。まあアレは20年後と比べて純粋に武器が悪いからね。重い上にエイルカリバーないし。何より大賢者様ご存命というのも色々とまずい。そのせいでフォルブレイズは自軍の人の理の中にいる賢者には使えないし。
聖魔の直前にやっていた烈火では、一軍に普通に賢者が3人いた。直間両用でライブも使えルセアより硬くカナスより軽い賢者は便利であり、回復とザコ掃除には最後まで役に立った。でも終盤のボスには殆ど攻撃が効かなかった。
当時の私は「理が最終決戦に参加できないのは当たり前」という感覚であり、特に不満はなかったんだがなあ。1つだけ上げるなら筆者は終盤の経験値はほぼフィオーラとエルクとニノにやっており、彼らは古の火竜にダメージを与えられる武器兵種ではないため妙に苦労したことだ。
だから以前、23章までエルクを使わない(≒理魔道士を一切使わない)編成をした人が、わざわざその後に理魔道士を育てなおす必要があるのがと書いたのは結構本気。特に烈火は終章に大賢者様がいるもの。
しかし上限低いマージナイトなのに最大ダメージだったルーテ凄い。自然魔法凄い。
(2007.03.08)