からだ工房ここの　静岡県掛川市にある田舎に佇む小さな隠れ家サロン「整体・ロミロミ」

＜プロフィール＞

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　　　・静岡県磐田市出身
　　・会社員暦15年
　　　（その間、結婚、第１子出産、掛川へ引越、第２子出産）
　　・第２子出産後に師匠と出会う。

　　これから先のおはなし。読んで不愉快な気持ちになる人も
　いるかもしれません。
　でも、本当のおはなし。嘘はありません。嘘がつけないのが
　とりえです。←すぐに顔にでちゃうから。

　「学校から帰るこどもを家で出迎えたい。」そんな思いから、
　始めたこの仕事。
　今は、そんな理由がただのキッカケに過ぎなかったことが、
　わかってきました。
　自由、わがままにお仕事をはじめて・・・。
　こんな人、信じられない！そう思う人も多くないかもしれません。

　　でも、人間のカラダって正直だな。と思います。
　「ココロとカラダがつながっている。」
　そんな風に思えるようになったのも、セラピストとして道を歩み
　始めたからだと思います。
　　自分のカラダのこと、もっと自分で分かってほしい。今はそんな
　思いでいっぱいです。
　　
　　この仕事をはじめて、自分の猫背・Ｏ脚が修正され始めました。
　もちろん、自分で自分を整体出来ないのですが、これにはほんの
　少しのコツと、毎日の気づき。そして月1回のカラダケア。
　姿勢の悪い私から、いろんなヒントがやっと今飛び出してきました。
　たくさんの方に、それをお伝えできたらと思います。

ますだそのみ

　「どんなお仕事しているの？」

　　　５歳だった娘に聞かれたことがある。
　　　その時、私はすぐに返事ができなかった。
　　　「パソコンとかかな・・・。」そんな曖昧な答えをした記憶がある。

　　　勤めている会社は、部品製造メーカーであり、子供に説明するには少し分かりにくい会社であった。

　　　子供を保育園に預けながら、ずっと仕事を続けてきた。
　　　しかし、子供にどんな仕事をしているのか・・・と問われて、胸を張って話すことができない自分がいた・・・。

　　　会社に勤めて15年という歳月が経っていた。

　「父の定年退職」

　　　会社勤めをしていた父である。
　　　彼は、定年退職を迎える１年前からみんなに内緒で新たな挑戦をしていた。
　　　勉強嫌いな父だったはず・・・なのに通信教育を自ら受講し始めたのだ。
　　　住まいの庭園管理士というものだ。もともと盆栽が好きだった。

　　　定年を前にして、勉強を始めたことに自分の親ながら感心した。
　　　通信教育も無事終了し、定年を迎えることとなる。

　　　関係会社から再雇用の話があった。父から私にも相談があった。
　　　この年でこの話を断ったらもう働くチャンスはないかもしれない・・・と。

　　　今まで家族を守ってきた。子供二人も自立した。これからは、自分の本当にやりたいことをやったらどうか。
　　　そんな話を二人でした。

　　　父は、自分の思う道を進むことに決めた。
　　　庭の手入れをしたり、更に本を読んで勉強したり、知り合いの家の庭を手入れしたりしている。
　　　定年退職をしても規則正しい生活を守っている。自分の軸をしっかりと持っている。
　　　そんな父を心から立派だと思った。そして少し羨ましくも思えた。

　「二人目の出産」

　　　二人目の出産をし、育児休職中の私だった。
　　　二人目ということもあり、気持ちにも少し余裕があったのかもしれない。
　　　何気ない会話の中に「何かやりたいことはないのか？」と主人に問われた。
　　　その時は、今更何かって言われても・・・という思いだった。
　　　しかし、その言葉はその日から私の頭の中を駆け巡ることとなる・・・。

　「きっかけは何処とも無く・・・」

　　　学生の時、パティシェかスポーツジムのインストラクターをやってみたいと思っていたことを思い出した。
　　　今でこそ、女性も活躍しているがその当時は、両方とも女の世界じゃないと言われ、しぶしぶ諦めた。
　　　受験勉強も面倒になり、就職することに決めてしまった。

　　　就職し、結婚し、一人目を出産し、仕事復帰し、主人の実家の横に家を建てた。
　　　会社への通勤時間は延びることとなり、忙しく、慌しく、毎日が過ぎていく・・・。

　　　育児休職の取得は２回目となるが、いつも思うことは、次は何処の職場になるのだろうか・・・。
　　　そんな不安があった。
　　　会社というところは、組織で動く。私がいなければ、会社が困るということはない。必ず他の誰かが入る。
　　　会社というところには、私の代わりはいくらでもいるのだ。そこへ本当にまた復帰をするのか・・・。
　　　そんなことを思い始めていた。定年した父との会話が私の頭の中を過ぎった。

　　　すぐに製菓学校のパンフレットを取り寄せた・・・。でも、１年後と決めていた。

　　　そんな時、市役所に置いてあった無料のタウン誌を手に取ることとなる。いろいろなお店が紹介されている中、
　　　整体のスクールのページが目に留まった。
　　　理由は、わからないが何故かそのページに惹かれてしまった。でも、本当に自分にできるだろうか・・・。
　　　そんな思いだった。スクールの申し込みをするまで３ヶ月悩んだ。

　　　しかし、時間というものはとても早く過ぎていうものである。
　　　また、仕事に復帰したら当然時間は取れなくなる。チャンスは今しかないと思った。
　　　３ヶ月悩んだというより、その間、早く誰かに背中を押してもらいたかった。新しいことを挑戦することに自分で
　　　踏み出す勇気が無かったのだと思う。

　　　主人は、背中を押してくれた。義母も実母も協力してくれた。
　　　勉強している時間、子供の面倒を見てくれた。本当に感謝している。

　　　そして、私はセラピストの道を歩むこととなった。

　「気づくことからハジマル」

　　　師匠は、いろんな意味で「気づき」のきっかけを作ってくれた。私は、そう思っている。
　　　５年前の私は、どうだったろうか？１年前の私は、どうだったろうか？１ヶ月前は？１週間前は？
　　　そう、昨日の私は？今日の私は、昨日の私より何か進化していたい。そんな気持ちを気づかせてくれた。

　　　だから、あなたにも気づいて欲しいのです。
　　　「心・感情」＝「考え方」＝「体」この３つは深い関係を持っています。
　　　根底にある「心・感情」から真ん中になる「考え方」、そして健康な「体」。
　　　「考え方」次第でどんな方向へも進むものなのです。
　　　自分の心身の状態を知ることにより、健康への意識を高め、食事や生活習慣を見直す・・・。
　　　そんな「気づき」からハジマル「きっかけ」を・・・お手伝いさせてもらうことができたら・・・。