山門を彩る満開の桜 |
甘露寺は、谷戸山を背にして山すそに本堂や客殿、鐘楼などの
本堂の左奥の斜面には「戒心の滝」が、鐘楼の前には池が配されており、本堂を中心にして手入れの行きとどいた庭園があります。
庭園には、マツやカエデなどさまざまな植栽があり、春はサクラやモモあるいはボタン、ツツジといった花木が次つぎに開花して、参詣者の目を楽しませてくれます。
お盆の頃になると中庭にノウゼンカズ ラの朱黄色の花が咲き誇り、秋は玄関前のキンモクセイが芳香を漂わせ、晩秋の紅葉も
また一段とおもむきがあります。
冬の境内は厳しい寒さの中に凛とした表情を見せます。また、境内の一隅には茶園があって、5月の上旬にはお茶摘みが恒例の行事になっています。
境内は、お寺や関係者の手によっていつも草取りや掃除がされています。こうした地道な努力に支えられて、境内は常に清浄に保たれています。
甘露寺を訪れる人は、 自然と調和した伽藍のたたずまいに、おのずから清らかな心もちになってくると言いま す。
日常に忙殺されているなか、参詣した時にはふと立ち止まって、境内の樹木や花々に目を休めてみるのも大切かもしれません。
境内に彩りを添える素晴らしい紅葉 |
甘露寺には白い花を咲かせる山吹があります。平成17年に高橋亨さんが「白い花の山吹」と、おばあさんが言っていた山吹を庭に植えてくれたものです。 普通の山吹比較してみました(写真右)。花弁の数が5枚と4枚、花の開き方も、葉も少し異なります。山吹とは異なるのかもしれませんが、白い花は清楚で可愛い花です。 |
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平成19年は暖冬で雪のない冬を過ごしました。 しかし春になってから、寒い日が続いたためでしょうか、牡丹の花と、しだれ桜が一緒に咲いている珍しい風景を目にすることが出来ました。 |
境内の池に咲く水蓮の花 | 庭に咲く |
(土手一面に咲く彼岸花) | ||
彼岸になると、真赤な彼岸花(曼珠沙華)が土手一面に咲くのが見られまが、甘露寺の大玄関入口の庭には、白いヒガンバナが咲きます。 | 庭に咲く白い花の百日紅 |