詠讃歌で用いられる鈴鉦 梅花流詠讃歌とは(鈴鉦を用いて唱える仏讃歌)

 お釈迦さま・両祖さま(道元さま・瑩山さま)を讃え、ご先祖さまを敬うこころを唱えます。その歌は日本の風土と暮らしの中で生まれたメロディーです。やさしく穏やかな曲で、唱えやすく安らかなこころが生まれ、新たな感動がわいてきます。
 梅花流詠讃歌は曹洞宗の御詠歌・和讃で、それぞれの寺院で、唱える楽しさを中心に、正しい信仰を学ぶところが、梅花講です。
 お寺に集まって、たくさんの人達といっしょに詠讃歌を学び、お互いの幸せを願います。苦しみや悩みはみんなで癒して励まし合いながら、仲良く楽しい人生を実感できます。

 甘露寺梅花講では、年間を通して次のような恒例の奉詠行事があります。そして夫々の行事に合わせて、事前の稽古などを行っています。

◆◆甘露寺梅花講の年間恒例行事◆◆
1月初旬 年賀 檀信徒の方々はお寺にお参りに来られ、又住職は町内等の
檀信徒宅へ、祈祷したお札を持ち年賀に回ります。
2月15日 涅槃会 お釈迦さんがお亡くなりになった日の法要です。
3月17〜23日 春の彼岸 春分の日の前後一週間、悟りの理想の世界が彼岸。
4月8日 大般若会 お釈迦さんが生まれた日(花まつり)に合わせて行います。
7月23〜25日  お盆 小山町・御殿場市のお盆は、10日遅れの地蔵盆です。
9月20〜26日 秋の彼岸 秋分の日の前後一週間。
10月5日 達磨忌 達磨さんがお亡くなりになった日の法要です。
12月8日 成道会 お釈迦さんが悟りを開かれた日の法要です。
12月31日 除夜の鐘 毎年200人弱の人が、除夜の鐘を撞きに来ます。
涅槃図
(涅槃図)


梅花流には三つのお誓いがあります。
       お 誓 い
   私達は梅花流詠讃歌を通して、正しい信仰に生きます。
   私達は梅花流詠讃歌を通して、仲よい生活(くらし)をいたします。
   私達は梅花流詠讃歌を通して、明るい世の中をつくります。