「卒業式の歌」
作詞 黒岩 胤
作曲 佐々木すぐる
(全員)
四方の山々 霞(かすみ)つつ
花咲く春の かえり来ぬ
(卒業生)
嗚呼 この春に 巡り逢い
今日の誉(ほま)れを 擔(にな)へるは
これぞ 師の恩 友の援(たす)け
何時(いつ)の世にかは 忘(わす)るべき
転調
行く手 遙(はる)けき 九十九(つづら)折
如何にけわしく さがしとも
訓(おし)え 身にしめ 一筋(ひとすじ)に
登(のぼ)り 極(きわ)めん 國のため
間奏
転調
(在校生)
学(まな)びの窓(まど)の 雪蛍(ゆきほたる)
集(あつ)めし功(いさお) 今日(きょう)なりて
輝(かがや)く玉(たま)の桂(ますら)をば
手(た)折る 君(きみ)こそ めでたけれ
転調
今日を限りの 別れかと
思えばいとゞ(ど) 名残惜し
転調
さはれ 栄えあるこの門出
祝(い)はざらべや 勇ましく
(卒業生)
さら−ばよ
(在校生)
さ−らば
(教職員保護者)
いざ−さらば
大正6年 浜松師範学校第1回講習科卒業生のために作曲された。
(引用−−国立大学法人静岡大学教育学部附属浜松小学校HP)
語意
さわれ・・・(接)しかし、だが
ますらお・・益荒男 丈夫
けわしくさがしとも・・・一生懸命探しても
音源提供HP・・・ささりんどうの会
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