国民健康保険には住民の約半数が加入し、加入者の保険料と国と自治体の負担で運営されていますが、合併する12市町村には下の表のように大きな違いがあります。
新浜松市は、これを5年間かけて統一するとしています。
自治体 | 国保料平均 | 加入世帯 | 滞納世帯 | 滞納率 | 一般会計からの繰入れ(法定外) |
浜松市 | 85542円 | 103361 | 21167 | 20.5% | 4億8420万円 |
浜北市 | 85170円 | 14090 | 2386 | 16.9% | 566万円 |
天竜市 | 76300円 | 4359 | 363 | 8.3% | 389万円 |
舞阪町 | 87900円 | 2227 | 318 | 14.3% | 1240万円 |
雄踏町 | 91750円 | 2430 | 273 | 11.2% | 0円 |
細江町 | 77110円 | 3832 | 362 | 9.4% | 2550万円 |
三ヶ日町 | 91615円 | 2803 | 240 | 8.6% | 0円 |
引佐町 | 71827円 | 2591 | 220 | 8.5% | 300万円 |
春野町 | 60632円 | 1420 | 69 | 4.9% | 0円 |
佐久間町 | 52521円 | 1606 | 57 | 3.5% | 0円 |
水窪町 | 64444円 | 978 | 44 | 4.5% | 0円 |
龍山村 | 57837円 | 300 | 0 | 0% | 0円 |
国民健康保険への国の負担は、以前は50%でしたが、いま38%と大幅に少なくしてしまいました。そのため、各市町村の国保会計が大変になり、住民が負担する保険料を毎年のように引き上げるようになりました。
日本共産党は、国の負担を元の50%に戻すよう強く主張しています。