浜松市の国民健康保険料は、最近でも平成14年度(2002年度)、平成16年度(2004年度)と引き上げられ、浜松市は今年もまた値上げを計画しています。
保険料が払えず滞納する世帯は、浜松市の世帯数の2割を超え、20.25%に達し、2万1167世帯になっています。金額は滞納1世帯平均で17万4188円、総額で36億8703万円に達しています。
財源確保のため市の一般会計から繰り入れることは従来もおこなわれてきましたが、全国35の中核市のなかでは、浜松市の比率は下から2番目の低額にとどまっています。
日本国憲法は、国民の生存権を保証する義務を国に課しています。ところが、国は、国保は国民の「相互扶助」で成り立つとして、国が負担すべき財源を減らし続けてきました。これからも約7000億円も減らす方針です。
「軍事費を削って、くらしと福祉・教育の充実を」国民大運動浜松実行委員会では、浜松市議会へ「国民健康保険料の値上げ反対を求める請願」署名に取り組みます。みなさん、ぜひご協力ください。
2月15日(火)午前11時に浜松市議会へ第1次提出、3月2日(水)までに追加提出をおこないます。