筆ペン写経


 禅の奥義は「成りきる」ところにあります。その訓練のため、ただひたすら経文を書き写していく写経を始めました。

 実際にやってみると、頭の中に余計な想いが浮かんでは消えず、増幅していきます。

 それでも、いつか、ただ一画に取り組んでいる瞬間がやってきます。無心とは、邪念を押さえ込むのではなく、それらとも一体になってしまうことなのでしょうか。

 ところで、こうして公開している「般若心経」の画像も 目に見えない電気信号となって世の中を駆け巡っているとは、お釈迦さまでも考えなかった「色即是空」の世界でしょう。

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※百円写経について
(2011年3月12日のブログ記事)

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