寿真庵の泣き施餓鬼


 その昔、寿真庵は、島田駅前のサンカク公園がある場所に建っていました。



 その頃、夏休みの一大イベントだったのが施餓鬼会です。

 施餓鬼会とは、施食円満(世界中が飢えから救われること)を願い、餓鬼道に墜ちて苦しんでいる魂を供養する法要です。

 黄檗宗の寺院では、法要のクライマックスで読経に合わせて饅頭を放ります。

 寿真庵では、近所の子供たちを集めて、パンとお菓子を撒いていました。パンが放り投げられると、子供たちはお行儀良く座っているはずもなく、本堂内で奪い合いが始まります。まさに「施ガキ会」という様相でした。

そのうちに、お菓子を拾えない小さな子供が泣き出すので、
「寿真庵の泣き施餓鬼」と呼ばれていました。

 時代は令和となり、高齢化と少子化などの影響で、以前のままのスタイルを続けることがむずかしくなりました。

 そこで考えました。
施餓鬼法要のことをより多くの皆さんに知っていただくため、本堂でお饅頭を放る代わりに、ご近所のカフェの店頭でパウンドケーキなどを配ってもらうことにしました。
サンカク公園の近くにお越しの際は、寄ってみてください。

その時は、笑ってお菓子をお受け取りいただければ幸です。

時期  毎年8月24日頃



≪かつての寿真庵の施餓鬼会の様子≫

※誰もお経を聞いていません💦
 

 




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