私は、22歳の(1970年)に台湾を一周したことがある。玉山(台湾の最高峰)、雪山(2番目に高い山)の登山のためであった。それ以来の、36年ぶりの訪台であった。(2006年)
私は台湾が大好きである。なぜならば、台湾人が、日本が大好きであるからである。相思相愛と云ったところである。
 その台湾が、見事に近代化され、日本に勝るとも劣らない勢いで発展していることに大変うれしかった。
町はきれいになり、高速道路は日本より広く快適である。台北では地下鉄にも乗った。快適であった。
83歳になる日本語を話す老人が言った。
「この大統領府の廻りは、戦前は葦の湿地帯で、何もなかったところである。日本軍が来てくれたので、これだけ立派になった。子供たちには、日本語と英語を必須とさせてきた。

台湾総統府
2006年の訪問時には見られなかった
が2007年9月の訪問時には「台湾独立」の垂れ幕が総統府正面に掲げられていた。

国立茶業試験場(農業委員会・茶業改良場)
試験場内の茶園
日本の某メーカーの茶園管理機が2台あった。
台湾は中国と同じ、基本的には釜炒りで殺青する。
各種の釜炒り機があり、充実した設備で驚いた。
有機茶園。台湾は日本以上に健康茶が叫ばれ
無科学肥料無農薬の栽培が結構多かった。
価格も高く、採算が合うようだ。日本は変わらない。
立派な広大な茶園が続いた。中西部
ここも有機栽培であった。やはり、化学肥料を入れないので園相が悪い。遠くにはビンロウ・ヤシ
立派な茶園である
清潔な近代的な工場であった。社長夫妻が「茶」を淹れてくれた。。
台湾には数多くの種類の茶が作られている。
しかし、多くが釜炒りである。
かっては、日本向けの蒸気蒸しの煎茶が作られていたが、今日では、中国、ベトナムに変わった。

台湾の産地は、島の中西部が主産地である。
台北 中山公園
台湾の茶
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