ロシアの茶(RUSSIAN TEA)
旧ソ連時代から、温暖な気候から保養地として有名であった。
ペレストロイかで、壊れた経済が快調に回復しだした。
オリンピックの誘致成功も加わり、町は活気に沸いていた。

折りしも、経済フォーラムと合致し、街中のホテルは満杯で、我々貧乏人は郊外の、ペンション住まいとなった。
小高い斜面に建つペンションからの眺めに、急いでスケッチブックを取り出した。
黒海は蒼く、空も碧かった。
ボートに曳かれたパラグライダーが沖合いを行き来していた。
上記の写真と同じ場所から描いたスケッチが左の絵です。
カメラのレンズは一眼だが人間は二眼の違いか、私は素直にそのままを描いたつもりだが、こうも遠近感が大きく違うとは不思議である。

1934年に隣のスフミ(グルジア)からロシアに始めて茶樹を持ち込んだ、コヒマンの苦難の家。

小さな博物館として、地元民が優しく管理していた。
私は、1972年にモスクワ赤の広場を訪れて以来の6度目のモスクワである。
ロシアの伝統ある格調高い文化を改めて思い知った。
メニューへ戻る
2014年に冬季オリンピックの誘致に成功したSOCHIは、黒海から
1.5時間程で、スキー場に達した。
仕事の合間に、コンスタンチン氏に誘われ、スキーを楽しみ、彼の冬の別荘に招かれた。
上のスケッチは、彼の別荘から見たコーカサスの山々。
  Feb 2008
ロシアに茶はあるのか?
とよく聞かれる。
黒海に面したグルジアに接近した地のソチが唯一のロシアの茶産地として存在する。
紅茶の歴史は百年ほどある。

ソチの東にはコーカサス山脈が連なり、ここで2014年冬季五輪が開催される。バンクーバーの後である。

黒海に面したソチ港は沿岸各国への外国航路の港であり、早速スケッチブックを取り出した。
Matsesta tea 社 事務所
ソチの町から20kmほど山間部に入ると小さな村を二つ過ぎるとイズマイロブスカヤ村に達する。
綺麗な事務所が新築され、1、2階がM社の事務所、販売店舗。3階は宿泊施設となっている。
しゃれた部屋と食事は、中々の物である。
下手なホテルより快適である。
2009年の春は、ここに3週間泊まり、機械の据付をした。
絵のベンチに座るのは、美人のアラ嬢である。
工場から裏山へ登ると、見事な茶園が現れた。
宮崎社長とエカテリーナ嬢
2009年9月
M社は美女揃い。
社長:オレグ・ユーロビッチ
ロシア料理はボリューム満点。
ロシア人の食欲には呆れた。