【池の誕生】
300年ほど前(1700年ごろ)江戸時代の農民は、
旱害(日照りの害)・虫害・水害などに悩まされて いました。
特に旱害に悩まされていた大谷の農民は、大正寺の朱印地であった
この地に沢の水を引き溜めて、ため池( 池の谷池、伊庄の池)を
造ることを願い出て許可されました。
【昭和30年ころ】
このころ池の近くに住まわれていた方のお話によると、
灌漑用としてはもちろんのこと、洗濯や薪集めの
場所としても利用していたそうです。
子供達は水泳の練習や蛍とりなど、今の池では
出来ない遊びもあったそうです。
【昭和43年】
ポンプで汲み上げる灌漑が出来て、その役目を
終えましたがおよそ260年の長きに渡り、
大谷の人々の暮らしを支えて来ました。
池の谷池 共生フォーラム