私は1970年2月3日、福島県三春町で生まれました。その後すぐに家族とともに兵庫県相生市に引っ越しました。人兄弟の4番目です。父は牧師で、当時日本基督教団相生教会を牧会していました。相生は山と海に囲まれた港町でペーロン祭りが有名です。子ども時代の私は特に目立ったところがあるわけでもなく、どこにでもいる、普通の男の子でした。教会は結構好きで18歳のときに父によって洗礼を受けました。しかしその動機は、北関東の大学に行くことが決まり、地元を離れる前に父から洗礼を受けてしまおう、という程度のものでした。今思えば、信仰的に大変問題ある受洗でした。そんなことですから、大学での教会生活にも熱が入らず、教会には時々顔を出す程度で、奉仕にはほとんど参加しませんでした。反対に、大学の先輩たちや仲間たちとの交流が楽しく、教会よりもそちらを優先していました。 神学校での学びは、複数の語学と教職課程を並行して履修したこともあってかなり大変でした。しかしとても楽しかったです。この辺りから、私は自らの人生があるべき方向に戻ってきたことを感じるようになりました。牧師になる人は、召命感に満ち満ちた人がほとんどだと思いますが、そういう方とはずいぶん違う出発点でした。でもそんな牧師が一人くらいいてもいいじゃなか、と開き直っております。 牧師のプロフィール 1970年生まれ。兵庫県相生市に育つ。サラリーマン生活を5年半し、同志社大学神学部に編入。最終学歴は同志社大学大学院神学研究科。専攻は新約聖書神学。趣味は「広く浅く」がモットーで、クルマやバイクに乗ること(本当はいろいろカスタムしたい)、写真を撮ること(子どもの写真ばかり)、パソコンを触ること(教会ではWindows、家ではMac)、映画鑑賞(もちろんレンタル)、音楽鑑賞(iPhoneに1200曲くらい入っています)など。
牧師室より
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