菌を畑に入れてみるはどうか?

最近は、菌を畑に入れてとかの改良材とかでているようなので、自宅で軽くできないかとやってみた。結論を先に言ってしまえば、害獣を寄せ付ける元の開発に成功という痛い結果なのだが・・。

菌と言えば「納豆」だなと思い、剪枝した畝間に納豆を投入!!お金をかけたくないので3パックで観察。茶の剪枝に納豆菌がつくと言うより、納豆じたいに納豆菌がさらにふえたらしくモコモコになり、茶の除菌力なのかはたまた枝に納豆菌はつかないのか、剪枝の枝にちっともこれっぽちもどうにもこうにも納豆菌が着かないように見えた。 これでは納豆代金が無駄に終わってしまうと思い、水に溶いて枝にかけてみた・・・数日後何も変化は無く、枝は木なんだからキノコ類の方が良いんじゃないのか!と今回は失敗だと思った。

次に、生ゴミにも菌がいるだろうと、とりあえず生ゴミを発酵させれば・・・というのが甘い考えで見事に腐敗!!!
実験を容器の中でやっていてよかったとこれほど思ったことはない驚愕のの結果が! 酸素が嫌いな菌は嫌な匂いしかださないというから、その菌が増えて、酸素が好きな菌は増えなかったわけですねェ・・・残念。とりあえず、容器からだして失敗の原因を観察してみると、やけに水分が多い!家庭用生ゴミ処理機は水分をとばしたりする仕組みを兼ね備えているというのに、それを否定して成功をもとめるくらいな水分!おまけにしっかりと、数年水の対流が無いドブのような状態になってしまっていて、生ゴミというよりヘドロですこれは!しかし、しっかりと腐敗でも生ゴミがアミノ酸とか有益な物に変わってさえいれば失敗ではないと思いながら・・・ダメだ・・どう考えても臭い!
失敗!!

次なる実験に、「米のとぎ汁」は簡単に手に入る!毎日のように必ず出るこのとぎ汁、エコとかでは花壇にあげれば良いと書いてあるが、同じ場所に与え続けると、米ぬかが地中の空気が通れる隙間をふさぎ植物の育ちが阻害されるらしいので、知らない方は同じ場所ばかりではなく違う場所にも。あと、あんまり同じ場所ばかりだと酢になってしまいますので。
話が脱線してしまいましたが、とぎ汁をタンクで発酵させれば良い!と安直な考えで20Lタンクに入れてショ糖を20gほど入れて日向で放置・・・見事に腐敗!!どうにもこうにも腐敗の実験の方がしやすいけど、目的が発酵なのであきらかに失敗です・・。これまたナマゴミの腐った匂いの感じで、玄関先で実験していたので家族から不評!  今回はナマゴミみたいに物じたいは少いと思ったのです、水にせいぜい数g米ぬかが溶けているだけだから、さらに数日まてばこの腐敗さえ終わってしまうのではないかと。しかしさらに1週間ほど日向で放置してみたが、臭いばかりでどうにもなりません・・。ためしに花壇にあげてみたが、変化は・・・わからない。

次に、「米のとぎ汁」を腐らせないためにはどうすれば良いかと考え、金魚のエアポンプをとぎ汁の中に入れ日向で放置。このエアポンプが良かったらしく、いっこうに悪臭は発生せずに、むしろ味噌作りの時に米を発酵させる時の匂いに近いような感じに。なんだか成功なきがしたので10日ばかりエアを送り続けてもいっこうに悪臭は発生せず!成功!
ではさっそく畑の畝間の敷き草にかけてどうなるか!
やられました・・・イノシシは米ぬかが大好き、とぎ汁は米ぬか、それがおいしい匂いになったので、イノシシがその場所の茶の木を横断!!
中止だ!中止!! こうして、イノシシの被害を招くという驚くべき結果をふまえて、発酵には空気が良いらしいという結論が中途半端に隠れてしまったようなところで終了・・。

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