早瀬狗王 秋葉山三尺坊大権現


秋葉山三尺坊大権現には、色々な伝説が残っており、その一部を紹介します。

左にある絵が火防の神、秋葉山三尺坊大権現様で烏天狗(からすてんぐ)の御姿をされています。

江戸時代には秋葉参りとして大勢の参拝者を誇り、お伊勢参りを凌ぐほどであったといわれています。

そして、秋葉信仰の根源三尺坊という文献によれば、

平安期の第百八十代 後桃園帝の御時、大火で京都の御所が炎で包まれようとしたとき、

異形の者が御所の屋根に姿を現してたちまち火を伏せた。人々は驚いて、その者の名を聞くと、

「我は秋葉の三尺坊なり」と答えて空中に飛び去ったという伝説や、またある時、御所に猛火が近づいて、

人々が恐れをなして逃げ惑うなか四条通りを剣花菱(けんはなびし)の定紋の高張提灯(たかはりちょうちん)

七十五帳が通りすぎると、町中の火がことごとく消え失せたのだという逸話が残っています。

剣花菱は秋葉山秋葉寺の定紋で、その定紋入りの高張提灯を七十五の大天狗達が天にかざし、

ことごとく火を伏せたとされています。


文中にある七十五とは全国各地の霊山に棲む格の高い七十五の大天狗であり、その中には源義経に

兵法を授けた鞍馬の天狗や、戦国時代に上杉謙信や武田信玄の信仰対象となり、彼らと共に戦った

天狗など、歴史の裏に隠れて人々を救ったり、歴史の重要な鍵を握ったりと多岐に渡り登場しているのだが、

その他の多くの天狗達は人々に名をあまり知られることなく現在に至っています。

上記の文献は伝説上にしか姿を現すことのなかった天狗が実際に存在したという証拠であり、

大不況の現代、神社仏閣の参拝者が年々増え、神仏の力にすがり、何とかしてこの状況を

脱しようとしている今だからこそ、私たち日本人の心に失ったものをもう一度取り戻したいものです。


上部にある天狗絵は、天狗界の第一人者である、早瀬狗王様に嘆願し、ご祈祷し描いて頂いた秋葉三尺坊の御神体絵図です。
一本の筆を自在に操り、墨のみを使用して天狗たちを描く大変貴重なもので、知る人ぞ知る魔除けの天狗絵です。 

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