基本ルール
1. 盤はタテ・ヨコ15道の連珠盤と、黒・白の石を使います。
2. 黒がさきで盤の中央から交互に打ち、黒でも白でもタテ・ヨコ・
ナナメのどれかに、早く「五連」を並べた方が勝ちです。
3. 黒は五連を並べる前の「三々」と「四々」と「長連」が禁手で、
打っても打たされても負けになります。
4. 白には禁手がひとつもありません。
5. どちらにも五連ができないときは、引き分けです。
「待った」や「打ち直し」は絶対にいけません。
ルールの補足
◎ 黒は「四三々」や「四々三」も同様に禁手なので、相手が四や三を
見落とさない限り、黒が勝つためには「四三」を作る必要があります。
◎ 黒の五連と禁手が同時にできた「五三々」「五四々」「五長連」は、
五連を優先して、禁手ではなく、勝ちになります。
◎ 白には禁手がないので、「三々」や「四々」も打てます。また、黒に
禁手を打たせる勝ち方もあります。
◎ 6個以上並んだものを「長連」といい、黒の長連は禁手で負け、
白の長連は五連と同様に勝ち。
☆ 黒と白でルールが違う理由…五連を相手より早く作るというゲームの
性格上、同じルールだと先手の黒が明らかに有利になってしまいます。
☆ 長連の筋を利用して「三々禁」や「四々禁」を逃げるなど、黒が自分の
禁手を逆に利用する高等戦術もあります。
☆ 公式戦では、序盤の打ち方にさらに特殊ルールが加わり、真剣勝負が
楽しめるようになっています。以上は、世界共通のルールです。