2021年6月27日 北部協働センターにて
第59期名人戦 東海地区二次予選 持ち時間:60分+10手10分
浜松会場一次予選から丸山七段・石谷九段・高澤五段が二次予選進出。名古屋会場一次予選から
1名が二次予選進出でしたが、トップの吉田五段をはじめ全員が棄権とのことで、浜松会場で次点の
山本五段が繰り上がり出場しました。合計4名のリーグ戦により東海地区代表1名が決まります。
組み合わせ抽選をした後、定刻9時30分前に東海地区代表をかけた戦いの火蓋が切られました。
持ち時間60分+10手10分・四珠交替打ち・仮先回数均等化での戦いです。
【1R】
石谷-丸山戦は黒25がミスだったようで、44手で丸山七段が白勝ちしました。
高澤-山本戦は黒21が疑問手だったようで、44手で山本五段が白勝ちしました。
【2R】
山本-石谷戦は36手で石谷九段が白勝ち。
丸山-高澤戦は、黒が47から白が50から10手10分に突入。2時間40分の戦いは白88が敗着で、黒91
の両四追いで丸山七段が黒勝ちしましたが、途中白42や48を打ちかえて白勝ちがありました。
2Rを終わり、丸山七段が2連勝で単独トップ。石谷九段と山本五段が1勝1敗で追う展開。2連敗の高澤
五段はA級進出の可能性が消えましたが、高澤五段が丸山七段に勝っていれば全員1勝1敗でした。
ここで、遅い昼食休憩となりました。
【最終3R】
トップの丸山七段は山本五段戦を満局以上でA級進出決定で、負けた場合には山本五段に並ばれ、
石谷九段が高澤五段に勝てば3人による同点決勝…という可能性を秘めて最終3Rがスタートしました。
丸山-山本戦は、白18が弱く27手で丸山七段が黒勝ちして3連勝、A級進出を決めました。
石谷-高澤戦は、両者決め手なく67手で満局になりました。
順位 |
氏名 段位 |
1R |
2R |
3R |
勝-敗-分 |
勝点 |
A級進出 |
1 |
丸山 保司 七段 |
○石谷 |
○高澤 |
○山本 |
3-0-0 |
3.0 |
◎ |
2 |
石谷 信一 九段 |
●丸山 |
○山本 |
△高澤 |
1-1-1 |
1.5 |
次点 |
3 |
山本 靖弘 五段 |
○高澤 |
●石谷 |
●丸山 |
1-2-0 |
1.0 |
|
4 |
高澤 永吉 五段 |
●山本 |
●丸山 |
△石谷 |
0-2-1 |
0.5 |
|
|
|
1Rの戦い |
1Rの戦い |
2Rを終わって全員が1勝1敗という状況になっていれば決定戦の可能性も高まり、どうなったでしょうか?
深田1級が会場設営や写真撮影で協力してくれて、感謝いたします。皆様、お疲れ様でした。
第59期名人戦A級リーグ戦(挑戦者決定リーグ戦)は、9月18日〜20日の3日間、たぶん焼津市の西焼津
セントラルホテルで無観客で実施されると思います。