2018年11月18日    北部協働センターにて

第44期東海選手権戦一次予選(浜松会場)持ち時間:30分+10手5分

 前期から名古屋での一次予選が復活。前期の覇者で、今期二次予選にシードされている
内藤祐也初段が二次予選出場を辞退されているため、今期の二次予選進出枠は名古屋2・
浜松2です。
 強豪藤田五段が仕事の都合、山本五段が自治会行事、高澤五段も欠場となりましたが、
双竜戦で参加資格を得た加藤初段と高橋8級が来てくれて5名での戦いになりました。
 抽選で対局順を決めてから、二次予選進出2枠をめぐる四珠交替打ちでの一次予選(浜松
会場)がスタートしました。
順位   氏名   段  1R 2R 3R 4R 5R 勝-敗 決定戦 二次へ
1 石谷 信一 九段 ○鈴 bye ○高 ○加 ●丸 3-1 ○丸 bye □鈴
2 丸山 保司 七段 ○加 ○高 ●鈴 bye ○石 3-1 ●石 ○鈴 bye
3 鈴木淳一郎 五段 ●石 ○加 ○丸 ○高 bye 3-1 bye ●丸 ■石
4 加藤  初段 ●丸 ●鈴 bye ●石 ○高 1-3
5 高橋 広大 8級 bye ●丸 ●石 ●鈴 ●加 0-4

「1R」
 丸山−加藤戦は、白に弱い手が何手かあり、21手で丸山七段が黒勝ち。
 石谷−鈴木戦は、黒17のミセ手から一気の攻めで、21手で石谷九段が黒勝ち。
「2R」
 丸山−高橋戦は、13手で丸山七段が黒勝ち。
 鈴木−加藤戦は、白18で先に三ヒキすれば白勝ちが出る局面でしたが、黒の方が19から
 一気の攻めで、25手で鈴木五段が黒勝ち。
 ここで昼食休憩。
「3R」
 石谷−高橋戦は、白10が弱く、15手で石谷九段が黒勝ち。
 丸山−鈴木戦は、黒が10手5分に突入。黒が勝ちを2回逃がした上に黒29が敗着で、48手
 で鈴木五段が白勝ち。
「4R」
 高橋−鈴木戦は、黒23が敗着で、28手で鈴木五段が白勝ち。
 石谷−加藤戦は、白34の絶対止めをはずして、37手で石谷九段が黒勝ち。
 4Rを終わり、石谷九段3勝、鈴木五段3勝1敗、丸山七段2勝1敗という状況で…
 最終5Rは鈴木五段がbyeで、石谷−丸山戦。丸山七段としては、石谷九段に勝って3人に
 よる同点決戦に持ち込むしか二次予選進出の可能性が残されていない絶望的な状況。
「最終5R」
 高橋−加藤戦は、白8で三々禁として加藤初段が白勝ち。
 石谷−丸山戦は、丸山七段が10手5分に突入。50手で丸山七段が白勝ちして、3勝1敗の
 3人による同点決戦に持ち込みました。
「同点決戦」持ち時間20分+10手5分として、対局順は抽選。
 石谷−丸山戦は、黒35から追い勝ちとなり、45手で石谷九段が黒勝ち。
 鈴木−丸山戦は、途中で白勝ちを逃がしたようですが、黒49が敗着で54手で丸山七段が
 白勝ち。この後に鈴木五段は所用があるとのことで、石谷九段戦を棄権するとのの申し出
 があり、不戦敗扱いとしました。
 この結果、石谷九段と丸山七段の二次予選進出が決定しました。 
 1週間前の11日に実施された名古屋会場一次予選からは、真野五段と岸初段が二次予選
 進出。二次予選は12月16日10時から、一次予選を突破した4名のリーグ戦により決勝3番
 勝負に進出する2名が決まります。


例会 第205期 浜珠戦 寒星戦

午後は例会を併催の予定でしたが…
1時頃に伊藤6級が立ち寄られ、その後に来られた上久保二段には二次予選の運営をお手伝い
いただきました。寒星戦は次回に持ち越しとなりました。

テーブルや座布団の収納・掃除の後、加藤初段に免許状の授与を行ないました。
さらなるご活躍を期待しています。
5時頃に散会。ご参加いただいた皆様、有難うございました。