2010年3月7日     北部公民館にて

第34期青雲戦 決勝3番勝負   持ち時間:30分+10手10分

 東海支部代表 埜口菊夫四段と静岡県支部代表 釘崎道比古3級の戦いで、埜口四段は23期と
33期で優勝経験があり、釘崎3級は2年ぶりの決勝進出です。
【第1局】松月から黒23・25・27と埜口四段が好手を
連発。黒31で四三を打ち白の四ノリを止める手が
新たなミセ手なので黒勝ちと読んでいましたが…
打ったつもりで四三を打ち忘れて大逆転の白勝ちと
なってしまいました。釘崎3級が、まず1勝。
【第2局】斜月から白10が弱く、埜口四段の黒11・15
が好手で黒優勢の局面。白は16から攻めていきまし
たが…23で黒に三がノッて…黒必勝の局面になって
いたので白が投了。埜口四段が1勝1敗のタイに
持ち込みました。
【第3局】疎星から釘崎3級が黒17で変化。黒21・23
が疑問手で、24から白が猛攻、白30にて黒投了。
埜口四段が2勝1敗として、2年連続3度目の優勝を
決めました。
左:埜口四段、右:釘崎3級

第77回 浜松アマ連珠競技会

 恒例となっておりますアマ大会前日の温泉は…今年は弁天島温泉で、山本五段・埜口四段・
蔵本三段・釘崎3級・丸山六段の5名がオーシャンビューの部屋に集結いたしました。幹事さん、
楽しいひとときをありがとうございました。
 さて、アマ大会は…青雲戦決勝を打ち終えた埜口四段・釘崎3級も必然的に(というか…
強制的に)参加となり、大会独自のハンデ戦で熱戦を展開しました。小学生は午前中に行事が
あり、しかも悪天候だったのでどうかと思っていましたが…えりな8級が来てくれました。
 有段者同士は30分+10手5分の1番勝負。級位者同士・級位者対有段者は20分+10手5分
の2番勝負。有段者・級位者入り乱れてのバトルの結果…

氏名   段 1R 2R 3R 4R (5R) 勝−敗−分 勝点
真野芳久 五段 ○太田 △鈴木 ○斎藤 ○埜口 3−0−1 3.5
埜口菊夫 四段 ○宮津 ○鈴木 ●真野 ○蔵本 3−1 3.0
鈴木淳一郎五段 ○蔵本 △真野 ●埜口 ○斎藤 2−1−1 2.5
吉盛公雄 8級 ●●上久保 ○●みき ○●釘崎 ○○えりな 4−4 2.0
みき 6級 ○●上久保 ●●宮津 ●○吉盛 ○○えりな ●−釘崎 4−5 2.0
山本靖弘 五段 ○太田 ○宮津 2−0 2.0
斎藤秀一 六段 ○宮津 ○上久保 ●真野 ●鈴木 2−2 2.0
釘崎道比古3級 ○●蔵本 ●○吉盛 ○−みき 3−2 1.5
上久保峰夫二段 ●○みき ●斎藤 ○○吉盛 ●蔵本 3−3 1.5
蔵本嗣治 三段 ●鈴木 ●○釘崎 ○上久保 ●埜口 2−3 1.5
宮津五一 五段 ●斎藤 ○○みき ●埜口 ●山本 2−3 1.0
えりな 8級 ●●みき ●●吉盛 0−4 0
太田 剛 五段 ●真野 ●山本 0−2 0

小学生の部 優勝 えりな8級
女性の部 優勝 みき6級
一般の部 優勝 吉盛公雄8級
有段の部 優勝 真野芳久五段
今月の昇級 吉盛公雄8級→7級

参加費無料なので賞品は賞状のみですが、小学生には参加賞もあげました。
また、埜口四段と蔵本三段より差し入れをいただき、ありがとうございました。
なお、運営は山本五段・丸山六段で、皆様にもご協力いただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。