2008年2月17日     北部公民館にて

第33期東海選手権戦 決勝3番勝負 (持ち時間:60分+10手10分)

 石谷八段(富士市)が第22期から11連覇中の東海選手権戦、11連覇の前の第21期
は三好八段(愛知・北名古屋市)が優勝しており、昨年と同じく、その両八段による決勝
3番勝負となりました。12連覇となるのか、12年ぶりの優勝か…。
 昨年は浜松シティマラソンと日程が重なってしまい、北部公民館を通るバスが迂回
運転となる前に会場に来てもらうというご迷惑をお掛けしてしまいましたが、今年は通常
通りの定刻10時少し前頃に対局開始となりました。なお、昨年までは持ち時間が75分
+10手10分でしたが、今年は60分+10手10分とさせていただきました。
【第1局】石谷八段の瑞星に対して、三好八段は白番を選択。比較的早めの終局で、
三好八段が白勝ちしました。
【第2局】三好八段の松月に対して石谷八段は黒番を選択。白4で銀月共通形となり、
石谷八段が黒勝ちして1勝1敗のタイに持ち込みました。ここで、昼食休憩。
【第3局】
仮先 八段 石谷信一(54分)
八段 三好丈夫(60分)
黒43にて白投了(5→10)
握り直して石谷八段の仮先。
石谷八段は第1局と同じ瑞星を
打ち、三好八段も第1局と同じ
白番を選択。
黒13で第1局と変わり、この試合
を勝った方が優勝なので両者
とも持ち時間をフルに使い、三好
八段は60分を使い切って10手
10分打ちに突入しました。
午後2時50分頃、黒43で三好
八段が投了して、石谷八段の
12連覇、通算26回目の優勝が
決まりました。 

浜松連珠会 例会 第142期浜珠戦 長星戦
 
 午後は浜松連珠会の例会を併催、長星戦を実施しました。偶然同じバスに乗り合わせた
という前会長の鈴木豊重五段と太田剛五段が顔を見せてくれました。週3日通院しておら
れる鈴木さんは、腰が痛くて対局は無理とのことで、用事を済まされた後すぐ帰られました
が、わざわざお越しいただきありがとうございました。
 さて、長星戦は、常連組+太田五段+決勝3番勝負を終えた石谷八段にもご参加いただ
いた結果…
優勝山本靖弘五段 3勝0敗、4期ぶり8度目の優勝!
以下、上久保峰夫1級・丸山保司六段、釘崎道比古5級・宮津五一五段、太田剛五段・石谷
信一八段でした。
 石谷さん・釘崎さんより差し入れをいただき、ありがとうございました。
東海選手権戦 決勝3番勝負 例会風景